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2020年のJRA最優秀障害馬で、J・GⅠ2勝を挙げたメイショウダッサイ(栗・飯田祐、牡9)が、左前脚繋靱帯炎を再発したため引退することが19日、明らかになった。
飯田祐調教師は「オーナーさんと相談して『よく頑張ってくれた』と言ってくださったので。9歳までよく頑張って走ってくれました」とねぎらった。
障害転向後は【9・4・2・2】。ラストランとなった2021年の中山グランドJでは、障害王オジュウチョウサンの6連覇を阻止した。トレーナーは「素晴らしい成績で、障害に転向してからは文句のない成績を残してくれました。心肺機能がとても優れていて、飛越が上手で、絶対に引っ掛からないという障害馬として求められるものをすべて持っていた馬です。J・GⅠを勝てたのもうれしかったです」と振り返った。
18日に栗東トレセンを出発。今後は馬事公苑に繋養され、乗馬になる予定だ。
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