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予備校界には名物講師が存在する。昔なら金ピカ先生やマドンナ先生がそれらで、今なら即席麺のCMでお馴染みのM瀬先生や、数々のTV番組、競馬予想で知られる「今でしょ?」のH先生などがそれらだ。私が通った予備校にも名物H田先生がいた。長い黒髪に大きな瞳のクールビューティー。しかし美しいバラには何とやら…で見た目の印象とは裏腹にメチャメチャ怖い先生だった。
予備校入学初日に4000語の単語集を渡されたがこれを単語ではなく“例文”で1日100個覚えてこいと言うのだ(笑)。単語を100個覚えるだけでも大変なのに例文100覚えろ、と。「毎日やれば40日で終わるだろ?」と涼しい顔で先生。4000語だからそりゃそうだが…と思わず苦笑したが先生はニコリともせず「やれ、受かりたければ」と言ってのけた。
この先生の授業に「速読」というのがあった。500語程度の英文を渡され順番に音読し訳をつける。読み終えたら選択肢を見て内容に即していれば「true」、間違っていれば「false」と答えるのだがとにかく難しかった。「broken hearted man」を「心臓の悪い男」(正しくは失恋した男)と訳し大恥をかいたのを今でも覚えている。
True or False(正か誤か)は語学検定や英語の問題では一般的だが今週メイン競走の一つ東スポ杯2歳ステークスの格言としてTrue or False絡みのそれがあるのをご存知だろうか。
曰く「東スポ杯はクラシック候補の真贋(True or False)を見極めよ」。
実はこれは勝ち馬予想の格言ではなく“レース結果”分析の格言。東スポ杯の結果を遡ると、大昔は勝ち馬のクラシック活躍という意味ではかなり微妙でその真贋判断に迷うレースだ。しかしここ数年はクラシック活躍馬も増えており、「伝説の新馬戦」があるなら今や東スポ杯は「伝説のステップレース」となりつつある。同レースがクラシックステップとして過渡期にあるのなら、一層内容は慎重に分析しなくてはならず、まだ見ぬ今年の勝ち馬がここをどういう目的で使ってきたかによって予想は変わる。
折角なので真贋の“真”のクラシック候補を探したい。過去5年の好走馬でクラシックでも活躍した5頭をピックアップし共通項を拾った。イクイノックス、ワグネリアン、ダノンザキッド、タイトルホルダー、コントレイルがその5頭だ。
まず新馬勝ちは全馬該当するが5頭のうちワグネリアンを除く4頭は芝1800のデビューだった。全馬が③人気以内で新馬勝ちし4頭が2着に1馬身以上差をつけていた(3頭が2馬身以上)。新馬戦ではエンジンの違いを見せつける必要がある。またデビュー戦道中位置取りは全馬5番手以内で、他馬に比べてスピードの絶対値がそもそも違っていたことが窺える。
フェイトは8月新潟芝1800デビュー。勝ち時計1.48.1はやや平凡だが①人気で2着に5馬身差は好材料。道中位置取りも申し分なく、今回のメンバーでは過去の勝ち馬でクラシック活躍馬に最も近いパターン。
フェイトのクラシック活躍はTrueかFalseか、見極めてみたい。
(文:のら~り)
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