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【ズバリ!調教診断(水曜追い切りチェック)】エリザベス女王杯2022 栗東CW組のウインマリリン、ジェラルディーナを高評価!


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【ズバリ!調教診断(水曜追い切りチェック)】エリザベス女王杯2022 栗東CW組のウインマリリン、ジェラルディーナを高評価!


ウマニティ重賞攻略チームが毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回はエリザベス女王杯・調教予想(水曜版) をお届けします!


日曜日に行われるエリザベス女王杯の登録馬の水曜追い切り(出走順位18位以内の追い切り映像が確認できた馬に限る)について、1頭ずつシンプルに考察していきます。予想の際にお役立てください。なお、出走馬確定後に最終版記事を改めて掲載します。

※評価は上からA~D、F(判定不能)の5段階

アカイイト【B】
栗東坂路単走。若干ハミにモタれ気味で、手前も替えず。とはいえ、四肢のさばきは力強く回転力も十分。低い姿勢を保ち、前肢と後肢のバランスも悪くない。2ハロン目から12秒台を刻みながら、ラストをある程度のところでまとめていた点も好感。この馬なりに順調と捉えてもいいではないか。


アンドヴァラナウト【B】
栗東坂路単走。軽めの内容ながら、前を行く馬を目標にしてキビキビと登坂。頭の位置こそ高く映るものの、それはいつものこと。脚元の動きは力強く、この馬とすれば手前替えもスムーズ。鞍上の促しに対する反応も悪くなく、それなりに上積みを見込めそう。侮れない存在だ。

イズジョーノキセキ【B】
栗東坂路単走。しまいで軽く仕掛ける程度の強過ぎず、緩すぎずといった感じの内容。やや四肢のさばきは硬く映るものの、折り合いがついてタメをしっかり作れている点は好印象。促しに対する反応や、手前変換後の加速力も悪くなかった。いい状態をキープしている。

ウインキートス【B】
美浦南P併走。走りやすいポリトラックで、障害未勝利(平地1勝)馬に先着は当然にしても、スピード感は抜群。手ごたえと反応もいい。ただ、気合乗りが良過ぎて制御は大変そう。このあとのケアや輸送が上手くいくかどうか。当日の気配をしっかりチェックしたい1頭ではある。

ウインマイティー【B】
栗東P単走。頭の位置こそ気持ち高く映るが、四肢のさばきは力強く集中力も十分。ポリトラックとはいえ、しっかり馬場を掴んで走れているし、前後の連動性も高い。もう少し四肢の可動域が広がれば文句なしだが、全体的に見ればバランスのいい走り。気分を損ねず運ぶことができれば、ここでも台頭の余地はある。

ウインマリリン【A】
栗東CW単走。舌を出しているが、そのぶん力みが抜けて体を柔らかく使えている印象。フットワークに弾力性があり、四肢の可動域も広い。手前変換が丁寧なことや、促されてから重心の沈みが深くなる点も好感。元来調教映えする馬ということを考慮しても、気配の良さは目を引くものがある。高く評価したい。

クリノプレミアム【C】
美浦南W単走。四肢のさばきは素軽く、重心も低い位置を維持していたが、鞍上の追い出しに対する反応が薄く、頭も上がり気味。そのせいか、ラストの切れ味はひと息だった。いつもはもっと動きに柔らかさがあり、伸びやかに走る馬。今回は期待よりも不安のほうが先立つ。

ジェラルディーナ【A】
栗東CW併走。気持ち頭は高いが、それはいつものこと。直線で一旦前に出た僚馬に慌てることなく取りつき、促されるとギアを上げて前に出た。トビが高く完歩の広い走りは見映えが良く、ひと頃の気難しさも出ていない。同じ前受けの形でも、近2走の最終追い切りに比べると、今回のほうがかなり良く見える。好気配。

スタニングローズ【B】
栗東坂路単走。軽めの調整。前肢が開き気味に映るが、それはいつも同じ。折り合いに無理がなく、鞍上の軽い促しに対する反応も悪くない。手前を替えてからの走りは前回のほうが良かったような気もするが、大きく減点するほどでもない。及第点の仕上がりだろう。


テルツェット【C】
美浦南W併走。長めからしまいを伸ばす内容。コーナーの走りは良く、手前替えもスムーズ。脚どりもしっかりしている。ただ、少し行きたがる面が出ており、いつもほどタメを作れていない印象。1週前と比べれば反応自体は良くなったのだが……。実績のない2200m戦、それもG1に臨むことを思うと、評価は上げづらい。

デアリングタクト【B】
栗東坂路単走。脚元の動きは力強く回転も鋭い。一方で、秋華賞当時の走りに比べると、首と四肢のさばきに少し硬さを感じるし、鞍上の促しに対する反応が若干遅いような気も。とはいえ、ラストの一番苦しいところで、馬自らギアを上げて脚を伸ばす負けん気の強さは評価できる。それなりに動ける態勢とみたい。

ナミュール【B】
栗東坂路単走。手前変換時に体がラチ寄りへ流れたことや、その後の顔をやや右に向けながらの走りは減点材料。ただ、いい意味での荒々しさがあり、フットワークの弾力性も高い。ラストの反応と伸びも良く、久々2着好走の反動はなさそう。良い意味での平行線だろう。

ピンハイ【B】
栗東坂路単走。迫力不足のようにも映るが、そもそも小柄な牝馬。感触を確かめる程度の内容を思えば、それほど気にする必要はない。春先に比べれば折り合い面が向上しているし、完歩もそれなりに広い。左右のバランスが良く、体も柔らかく使えている。少なくとも、前回のデキを下回るということはない。

ホウオウエミーズ【C】
美浦南W併走。首の動きが硬く、頭の位置も高めだが、落ち着いて運べているし、手前もスムーズに変換できている。その一方、右手前と比べて左手前の完歩が若干狭く映るのは気がかり。左手前を多用しなければならない右回りの阪神で、この走りを活かすためには、他馬が切れを削がれる馬場の出現が不可欠のように思える。

マジカルラグーン【B】
阪神ダ単走。筋肉質で馬体にボリュームがあるせいか、前肢のさばきは若干硬め。しかしながら、ストライドが狭いというわけではなく、手前替えも上手。欧州馬にありがちな重苦しさも感じない。力強い脚どりで駆け抜けるさまはなかなかのもの。このひと追いで気合が乗ってくれば、怖い存在になるかもしれない。

ライラック【B】
美浦坂路単走。前肢が時折開き気味になるが、この馬にはよくあること。過度に気にしなくてもいい。四肢のさばきは非常に素軽く、手前の切り替えもスムーズ。しまいの反応も良く、相応の動きは見せている。ただ、前走は似たような様子で10着敗退。G1で上位進出するためには、何か工夫が必要になりそうだ。

ルビーカサブランカ【B】
栗東CW併走。ソダシの先導役を務め、直線ではムチまで入れて競り合うも、相手は攻め駆けするうえに主戦騎手騎乗。劣勢のゴールとなるのは致し方ない。この馬なりに機敏に動けていたし、前後のバランスも悪くなかった。少し重さを感じた1週前よりも、走り自体は素軽くなった印象を受ける。現状の力を出せる仕上がりとみたい。


ローザノワール【C】
栗東坂路単走。ステッキを入れられながらも、混雑するなか、真っすぐ集中して駆け登った点は評価できる。その一方、最後まで手前は右のまま。頭の高さが目につくのも気になるところ。この馬なりに順調なのかもしれないが、走法的に今回の舞台で好走するには、展開や馬場など何らかの恩恵が欲しい。


【調教予想からの注目馬】
ウインマリリン ジェラルディーナ

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