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【ズバリ!調教診断(最終版)】アルゼンチン共和国杯2022 A判定3頭の中からユーキャンスマイルを最上位評価!

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【ズバリ!調教診断(最終版)】アルゼンチン共和国杯2022 A判定3頭の中からユーキャンスマイルを最上位評価!


ウマニティ重賞攻略チームが、毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回はアルゼンチン共和国杯・調教予想(最終版)をお届けします!


日曜日に行われるアルゼンチン共和国杯の出走馬の追い切りについて、1頭ずつ考察していきます。予想の際にお役立てください。

※評価は上からA~D、F(判定不能)の5段階

キングオブドラゴン【B】
栗東坂路単走(映像なし)。この中間は、23日に坂路でサッと流したあと、27日にペースを上げて4ハロン54秒台を計時。そして2日は全体、ラスト2ハロンともに合格点レベルのラップを刻んできた。判断に難しいが、字面の調教過程を確認する限り、調子自体は悪くなさそう。それなりに整えてきた印象を持つ。


プレシャスブルー【C】
美浦南W併走。歩幅が小さく映るが、そもそもピッチ走法の馬。過度に気にしなくてもいい。仕掛けにきちんと反応し、相応の動きは見せている。だが、2走前の新潟記念は似たような感じで10着敗退。重賞で好勝負を演じるには、何かひと工夫欲しいところだ。

ユーキャンスマイル【A】
栗東坂路併走。2歳未勝利馬を相手に同入の形となったが、そもそも坂路駆けしないタイプ。体格のいい乗り手を背に、ひと頃の嫌気を出さず、仕掛けに応じてギアチェンジできていた点は評価できる。前肢の着地も力強く、状態は良さそう。高く評価したい1頭だ。

コトブキテティス【C】
美浦南W併走。首をしっかり使いながら、低い姿勢を保って走ることはできている。ただ、直線での反応は今ひとつ。最後は同入に持ち込んだものの、いい頃の機敏な走りに比べると物足りなさを感じてしまう。軽ハンデを活かしてどこまでやれるか。

テーオーロイヤル【B】
栗東坂路併走。30日にしっかり負荷をかけた攻めを施しているので、併走相手に歩調を合わせた軽めの調整。やや右斜めに意識が働く癖を見せる場面もあったが、前肢と後肢のバランスは悪くなく、フットワークも滑らか。概ね自身のパフォーマンスは示している。順調とみていいだろう。

キラーアビリティ【B】
栗東CW単走。行き過ぎず、控え過ぎずといった感じの内容。派手さはないが、鞍上と息を合わせて折り合いはスムーズ。休養前に見られた硬さが薄れ、そのぶん推進力が前に向くようになっていることも評価できる。日本ダービー以来の実戦とすれば、及第点の仕上がり具合ではないか。

ブレークアップ【B】
美浦坂路併走。時計は地味だが、15-15に近い内容を消化したあとの2本目なので、マイナス視は不要。舌を出しているように映るのも、力みを抜くという点では悪くない。体の使い方自体は良く、それなりに順調といった感じ。あとは重賞級との力関係が鍵になりそうだ。

カントル【B】
栗東坂路併走(映像なし)。ジョッキー騎乗で強めに追ったとはいえ、4ハロン52秒6、ラスト2ハロン23秒9-11秒6のラップは優秀。1週前追い切りの内容も良かっただけに、当該週の動きを映像で確認できないのは残念な限り。判断に悩ましいが、今回はB判定としておきたい。

ディアマンミノル【C】
栗東CW併走。難しい面を見せず、大きなフットワークで走れていたのはいい傾向。ただ、この馬とすれば動きの迫力が若干物足りなく映る。今回は昨年の当レース5着、ならびに今春の目黒記念4着という舞台相性の良さで、どこまでカバーできるかが焦点となろう。


ダンディズム【A】
栗東坂路単走。四肢のさばきは力強く活気も十分。細かい部分で雑なところはあるが、以前に比べると我慢が利くようになっており、そのぶん切れ味が増した印象を受ける。稽古と同様に気持ちの高ぶりを抑えて運ぶことができれば、上位争いに割って入る場面があっても不思議はない。

ラストドラフト【A】
美浦南W単走。リズム重視の調整ながら、身のこなしが柔らかく、バランスのとれたストライド。力みなく綺麗なフォームで走れている。しまいにかけての軽い促しに対する反応も悪くない。上々の内容だった、1週前追い切りの気配を上手につなげてきた印象。好仕上がり。

マイネルファンロン【C】
美浦南W単走。行きたがる素振りを見せるも、それはいつものことなので気にしなくてもいい。ただ、いい頃に比べると四肢を広く使えていないように映る。仕掛けに対する反応も薄く、しまいにかけての伸びは今一歩。今回は期待よりも不安のほうが先立つ。

レインカルナティオ【B】
美浦南W単走。馬場の良い時間帯に鞍上が目一杯シゴいていたとはいえ、なかなか活発な動きを披露した。もう少しラストの鋭さがあれば文句なしだが、この1本で上向いてくる可能性はある。当日の気配次第では面白い存在になりそうだ。

アフリカンゴールド【B】
栗東CW併走。ピッチ走法のため、四肢の可動域は狭い。ただ、3頭併せの真ん中で両サイドから圧を受けながらも、低い姿勢を保ち、キビキビと集中。鞍上の仕掛けに対しても、この馬なりに反応していた。良い頃の活気を取り戻しつつある印象。それなりに動ける態勢とみたい。

レッドサイオン【C】
美浦坂路併走。濃霧の影響により映像はラストのみ。確認できる範囲内では、この馬なりにキビキビと動けていた。ただ、時計を抑えた調整とはいえ、前半の1ハロンごとのラップが15秒0→15秒1と、若干いびつになっているのは気になるところ。当該週より前の内容にも目立つ点はなく、評価は上げづらい。

ヒートオンビート【B】
栗東CW単走。首の可動域が狭く姿勢も高めだが、もともとそういう馬。深刻に捉える必要はない。1週前と比べれば、前肢周りの硬さは薄れてきているし、モタれる悪癖も出ていない。前回の中間時に目立っていた発汗もマシになっている。軽くは扱えないだろう。

ハーツイストワール【B】
美浦坂路併走。ラストでジリ脚となったが、この馬にはよくあること。脚さばきには力感があり、直線を向いてからの追い出しに対する反応も悪くなかった。見映えが良くないため、判断に悩ましいが、好反応を示した1週前追い切りを加味しての、B判定としておきたい。


ボスジラ【B】
美浦南W併走。直線半ばからの映像のみ。そのうえ、濃霧で動きが見づらい状況だったが、確認できる範囲内での脚さばきには力感があり、首もそれなりに使っていた。ラストの手ごたえ的にズブい面が残るのは確かだが、雰囲気は決して悪くない。この馬なりに動ける態勢にある。


【調教予想からの注目馬】
A判定は3頭。③ユーキャンスマイルを最上位としたい。追い出しに対する反応、前肢の使い方などが春先と比べて良くなり、本来の走りを取り戻しつつある。道中で極端に置かれなければ、ここでも出番があっていい。

1週前、今週と上々の気配を示した、⑪ラストドラフトを2番手評価。休み明けを感じさせない活発な動きが目を引く、⑩ダンディズムも差はない。

<注目馬>
ユーキャンスマイル ⑪ラストドラフト ⑩ダンディズム

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