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【血統アナリシス】スワンS2022 近年はCaroやトニービンなど母系にGrey Sovereignの血を引く馬が躍進


ウマニティ


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【血統アナリシス】スワンS2022 近年はCaroやトニービンなど母系にGrey Sovereignの血を引く馬が躍進


ウマニティ重賞攻略チームが毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回はスワンS2022・血統予想をお届けします!


今年も京都競馬場整備工事に伴う開催日割の変更があり、昨年に続いてスワンSは阪神芝1400m・内に舞台を移して施行される。なお、昨年は1着が1番人気のダノンファンタジー、2着に5番人気のサウンドキアラが入り、ディープインパクト産駒の牝馬によるワンツー決着となっていた。

ほか、当該コースではG3の阪急杯、G2の阪神カップが古馬混合重賞として常設されているが、近年は母の父にNasrullah系種牡馬、とくにGrey Sovereign系種牡馬を配された馬の勢いが目覚ましい。昨年の勝ち馬ダノンファンタジーにおいても、母の父Not for SaleがCaro、Grey Sovereignへと遡る。また、今年2月に行われた阪急杯でも、2着トゥラヴェスーラ(母の父アドマイヤコジーン)、3着サンライズオネスト(母の父ジャングルポケット)、やはり母の父がGrey Sovereign系種牡馬となる2頭が好走していたことを念頭に置きたい。

トゥラヴェスーラは、父ドリームジャーニー×母ジャジャマーチャン(母の父アドマイヤコジーン)。今年の阪急杯では上がり3F最速となる末脚を駆使して9番人気2着と下馬評を覆す走りを披露。芝1400mは10番人気だった21年京王杯スプリングカップでも2着になるなど底を見せていない距離でもある。アストンマーチャンの甥にあたる血統馬でもあり、父サンデーサイレンス系×母の父Caro系という大まかな血統構成は昨年の勝ち馬と共通。


マテンロウオリオンは、父ダイワメジャー×母パルテノン(母の父キングカメハメハ)。同産駒からは21年阪急杯を制したレシステンシアが出ており、現在のコースレコードも同レースにて記録。なお、昨年のスワンSで3着のサンライズオネストは本馬と同産駒かつ母系5代以内でトニービン、Nureyev、Mr. Prospectorの血脈が共通する。近年のコース傾向からはGrey Sovereignの直系であるトニービン自体も強調しやすいところがありそうだ。

ダイアトニックは、父ロードカナロア×母トゥハーモニー(母の父サンデーサイレンス)。本馬は京都開催時の19年スワンSを1番人気に応えて制しているが、芝1400mは「6-1-1-0」と一度も4着以下に敗れていない巧者でもある。なお、3着においても2位入線後に降着となった20年阪急杯なので、連を外していないと言っても差し支えないだろう。もとより阪神芝1400mは巧拙が出やすいため、今年の阪急杯を勝った実績にも一目置きたい。


【血統予想からの注目馬】
トゥラヴェスーラ ⑥マテンロウオリオン ④ダイアトニック

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