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【菊花賞 BLOOD】仁川で推すべきディープ産駒アスクビクターモア


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【菊花賞 BLOOD】仁川で推すべきディープ産駒アスクビクターモア

秋華賞は堅い決着だったが、◎◯▲の1点目的中なら御の字だろう。さて今度は牡馬の番だ。

本命はアスクビクターモアとした。本来の京都の菊花賞なら、ディープインパクト産駒を喜んで推しただろう。ただしこの馬は前に行って粘り込むタイプで、ちょっと淀の菊で推すべきディープとは違う。だが、今年までは阪神開催。そこがこの馬にはプラスに働くのではないか。つまり直線に急坂があるため、淀のように3角の下りを使って一気に加速し、そのまま切れ味を駆使して台頭するディープ産駒と違うということだ。加えて母父は底力のあるレインボウクエスト。産駒のサクラローレルが勝った天皇賞はもう四半世紀以上前のことになり、あれは淀ではあったが、スタミナの裏付けもあり、母系に入るロベルトの血もその補強材料となりうる。近年の菊花賞はスタミナの血は不要ともされ、母父サクラバクシンオーキタサンブラックが勝ったことも想起されるが、そこは直線急坂2度の阪神コース。昨年のタイトルホルダーのようなスタミナの血が生きそうだ。

相手はジャスティンパレス。こちらもディープ産駒で、母父がシアトリカル系のロイヤルアンセムとくると、◎と比べるまでもなく、スタミナの血がどうかだが、きちんとロベルトが入っているあたりは好感が持てる。そもそもデビューから10ハロン戦を使い、朝日杯FSではなくホープフルSを使ったあたり、マイルでスピードを生かすタイプではないと陣営もみていた証拠。春2戦は振るわなかったが、この距離での巻き返しはある。

▲がガイアフォース。先述したキタサンブラックとの親子制覇がかかる。母父クロフネは種牡馬としては2000メートルを超すとパタリと信頼度が落ちるのはソダシなど近年の例を見ても分かるとおりだが、母父としてならクロノジェネシスなどいわゆるクラシックディスタンスやそれ以上の距離で活躍する上級馬も出しており、余計な心配は無用だろう。SSの4×3やノーザンテーストのクロスを持っており、そうしたクロスは爆発してもスタミナ方面で大きな上積みを見せる例はあまりないような気がするので、この評価とした。


4番手がボルドグフーシュスクリーンヒーロー産駒はいつも指摘するように、バカにしていると平気で連続好走してくる。母父レイマンは海外のSS直仔種牡馬で、この馬もSSの3×3という濃いクロスを持つが、そんなことはお構いなしに突っ込んでくるのがスクリーンヒーローなので十分な注意が必要だ。(夕刊フジ)

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