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【血統アナリシス】富士S2022 昨年は産駒初出走の種牡馬で上位を独占、欧州血脈を評価しやすいマイル重賞


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【血統アナリシス】富士S2022 昨年は産駒初出走の種牡馬で上位を独占、欧州血脈を評価しやすいマイル重賞


ウマニティ重賞攻略チームが毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回は富士S2022・血統予想をお届けします!


昨年はキズナ産駒のソングラインが1番人気に応えるかたちで重賞初制覇を達成。2・3着にはロードカナロア産駒のサトノウィザードタイムトゥヘヴンが入線していたが、4着ダノンザキッド(父ジャスタウェイ)、5着ダーリントンホール(父New Approach)含め、初出走となる種牡馬の産駒で1~5着までを占める結果となっていた。

また、近年は欧州血脈を強調しやすい傾向も見受けられ、昨年の勝ち馬ソングラインは近親に欧州遠征・滞在をしながら19年ナッソーSを制したディアドラがおり、父キズナも13年にニエル賞を勝ち、凱旋門賞でも4着となった実績を強調できるだろう。2年前の勝ち馬ヴァンドギャルドにおいても母の父が05年英ダービー馬Motivator、母スキアもフランスのG3勝ち馬で、その従妹にはイギリスとアイルランドでG1・5勝のLoveがいる。

ダノンスコーピオンは、父ロードカナロア×母レキシールー(母の父Sligo Bay)。昨年は出走した同産駒2頭が揃って馬券圏内に好走し、早々にレース適性を示すかたちになった。本馬においてはNHKマイルカップ勝ちの実績も強調しやすく、20年2着ラウダシオン、21年1着ソングラインと同レースで勝ち負けを演じた3歳馬の好走が続いている。一方、母が14年ソヴリン賞年度代表馬でもあり、北米色の強い血統構成は少し気になるところ。


エアロロノアは、父キングカメハメハ×母エアワンピース(母の父ロックオブジブラルタル)。同産駒は延べ13頭が出走して1勝にとどまるが、その1勝は本馬の叔父にあたる17年エアスピネルとなる。また、06年2着エアシェイディも近親なので、本競走に所縁ある血統背景を持つ馬としても気に留めておきたい。母の父が欧州の名マイラーであることも評価しやすく、自慢の差し脚が活きる展開になれば重賞タイトルにも手が届く存在だろう。

ラウダシオンは、父リアルインパクト×母アンティフォナ(母の父Songandaprayer)。父は本競走で4勝と好相性を示すディープインパクトの後継種牡馬となるが、自身も13年富士Sで9番人気2着と好走した実績を持つ。なお、本馬の父ディープインパクト系×母の父Unbridled’s Song系という大まかな血統構成は、15年1着、16年3着とリピート好走したダノンプラチナと共通。2走前のレースぶりからも得意の東京競馬場であれば侮れないか。


【血統予想からの注目馬】
ダノンスコーピオン ①エアロロノア ⑫ラウダシオン

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