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ウマニティ重賞攻略チームが毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回は秋華賞2022・血統予想をお届けします!
今年も京都競馬場整備工事に伴う開催日割の変更があり、昨年に続いて秋華賞は阪神芝2000m・内に舞台を移して施行される。当該コースではG1の大阪杯、牝馬限定戦ではG3のマーメイドS、秋華賞と同じ3歳牝馬限定戦であればリステッドの忘れな草賞などが施行されているため、それらの種牡馬傾向も参考にしてみたい。
直近3年以内のオープン以上かつ牝馬の成績に限定すると、存在感を示しているのはディープインパクト系とステイゴールド系。牡馬混合G1の大阪杯を20年ラッキーライラック(父オルフェーヴル)、21年レイパパレ(父ディープインパクト)と該当牝馬が勝利するだけでなく、昨年の秋華賞においては1着アカイトリノムスメ(父ディープインパクト)、2着ファインルージュ(父キズナ)、4着エイシンヒテン(父エイシンヒカリ)、5着スライリー(父オルフェーヴル)と掲示板にあがった5頭のうち4頭が同系統に属する馬だった。
ウインエクレールは、父ディープインパクト×母サマーエタニティ(母の父アドマイヤコジーン)。19年香港カップなど重賞を7勝したウインブライトの半妹。同種牡馬の産駒は秋華賞最多となる5勝を挙げており、代替開催された昨年も勝ち馬を出している。今年は本馬が唯一の産駒となるため、その動向を注視しておきたい。なお、父サンデーサイレンス系×母の父Cozzene系という大まかな血統構成は09年2着ブロードストリートと共通する。
プレサージュリフトは、父ハービンジャー×母シュプリームギフト(母の父ディープインパクト)。同産駒は過去に2頭が出走して、17年に1着ディアドラと3着モズカッチャンが揃って好走。なお、デインヒルの直系という観点では、02年の勝ち馬ファインモーション(父デインヒル)も挙げられる。昨年の秋華賞では本馬と同じ母の父となる馬が3・5・7着。ディープインパクトの血脈は母系にまわっても存在感を示す結果となっていた。
ライラックは、父オルフェーヴル×母ヴィーヴァブーケ(母の父キングカメハメハ)。同産駒は秋華賞で3着以内に好走例こそないものの、昨年はスライリーが15番人気5着とブービー人気ながら上位争いに加わる健闘をみせた。また、20年デアリングタクト、21年アカイトリノムスメ、本馬と同じ母の父となる馬が2連覇している勢いも見逃せないだろう。ほか、近親に07年の勝ち馬ダイワスカーレットがいる血統背景も気に留めておきたい。
【血統予想からの注目馬】
①ウインエクレール ⑯プレサージュリフト ②ライラック
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