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【秋華賞】スタニングローズ急成長 スターズの3冠阻止へ
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史上7頭目の牝馬3冠が懸かるスターズオンアースに注目が集まる今年の秋華賞。その偉業達成を阻止すべく、メンバー最多の4勝を誇るオークス2着馬スタニングローズが、虎視眈々と牙を研いでいる。11日朝は、僚馬ナミュールとともに栗東トレセンの角馬場からCWコースを周回。好気配を感じ取った高野調教師が、納得の表情で切り出した。
「すごく落ち着いていますね。(週末の調教の)感触も良かったですし、順調そのものです」
秋初戦の紫苑Sは、大外⑫番枠からスッと好位をキープ。直線はしぶとく脚を伸ばしてスローペースで逃げた2着馬をきっちりとらえた。持ち前のレースセンスの高さを存分に示して、重賞2勝目をマーク。クビ差という着差以上に危なげない内容だった。
「いい状態のまま休養に入って、そこに馬の成長が相まって大きくなってきました。オークスのときも競走馬として相当いいレベルの状態にいっていましたが、肩回りも、腰回りも、お尻も全てが大きくなっています」
14キロ増の馬体重(488キロ)が示す通り、ひと夏を越しての成長に指揮官は目を細める。中間は滋賀県のノーザンファームしがらきで疲れをケアし、9月30日に帰厩。5日の1週前追い切りでは、栗東坂路でラスト1ハロン11秒9(4ハロン53秒5)と抜群の反応で、臨戦過程は申し分ない。
秋華賞は紫苑S組が3年連続で連対するなど好成績。阪神2000メートルは初めてになるが、フラワーC、紫苑Sの中山内回りコースで重賞2勝を挙げており、器用さが求められるコーナー4つの内回り舞台は歓迎だ。オークス以来のぶっつけで挑む最大ライバルに、真っ向勝負で逆転を狙う。
「切れではスタニングよりズバンと来る馬がいるかもしれませんが、総合力が高い馬なので阪神の2000メートルはいい。能力の高さを勲章として残したい。相手はみんな強いけど、GⅠのタイトルをつけてあげたい思いは強いです」
高野厩舎は2014年にショウナンパンドラが紫苑S(2着)をステップに参戦し、オークス馬ヌーヴォレコルトを撃破した。指揮官がほれ込む素質馬が、偉大な先輩に続いて最後の1冠をつかみ取る。(斉藤弘樹)
◇
スタニングローズは3代母ロゼカラーが1996年秋華賞3着、祖母ローズバドが2001年同2着と善戦。叔父ローズキングタムは09年朝日杯FS、10年ジャパンCを制している。華麗なる〝バラ一族〟が大舞台で花開くか。
◇
高野厩舎はオークス3着のナミュールもスタンバイ。春は常に馬体の維持に苦労したため、あえて前哨戦を使わず、直行のローテーションを選択した。「ボリュームが出ているし、内臓を含めて体力がついてきました。動きにも力強さもありますね」と高野調教師は成長ぶりを認める。ゲートを含めて粗削りな面はあるが、GⅠ阪神JF(4着)、桜花賞(10着)で1番人気に支持されたように、素質はここでも見劣らない。
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