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松山騎乗で2番人気のヴェラアズールが、大外から鋭い末脚で差し切った。デビュー21戦目での重賞初挑戦でタイトルをゲット。体質の弱さが解消した高素質の5歳が、芝中距離戦線の新星として輝きを放った。2着は1番人気のボッケリーニ、3着はただ一頭の牝馬で3番人気のウインマイティーが入った。
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遅れてきた大物が後方からグイグイ伸びて差し切った。重賞初挑戦の5歳ヴェラアズールが、本格化をアピールする走りを披露。2日連続で重賞勝利の松山騎手は笑顔で切り出した。
「調教から動きが良く、いいものを持っていると感じていました。思った以上にいい脚を使ってくれましたね。強い競馬だったと思います」
道中は中団の後ろでリズム良く運び、じっくりと脚をためる。3コーナー手前でマイネルファンロンが外から動いても、じっと我慢した。直線は大外に進路を取ると、メンバー最速の上がり3ハロン33秒2をマーク。稍重馬場の真ん中を突き抜けて2馬身半差の快勝だ。
体質の弱さからデビューは3歳の3月。500キロ超の大型で脚元への負担も考慮し、ダートを主戦場に機が熟すのを待った。芝へのゴーサインが出たのは今年3月だ。2勝クラスを一発で突破すると、6月の前走Vでオープン入り。そして夏場の休養を挟んだ4カ月ぶりの一戦で、あっさり初タイトルを獲得した。
渡辺調教師は「今年に入ってグンと良くなりました。(プラス8キロの)馬体増も成長分ですね。ちょっと折り合いの難しいところがありますが、教えてきたことがようやく実を結んできました」と、心身の充実ぶりを目を細める。
伯母に阪神JFとオークスを制したトールポピー、叔母に秋華賞を勝ったアヴェンチュラがいる良血。芝では【3・0・2・0】と底を見せていない。優先出走権を獲得した天皇賞・秋(30日、東京、GⅠ、芝2000メートル)への参戦は未定も、トレーナーは「大きいところを狙いにいきたい」と意欲十分だ。
松山騎手は「これから先が楽しみです」と結んだ。5歳秋に頭角を現した遅咲きのコントレイル世代。大舞台を目指すヴェラアズールが順風満帆のスタートを切った。(丸橋正宣)
■ヴェラアズール 父エイシンフラッシュ、母ヴェラブランカ、母の父クロフネ。青毛の牡5歳。栗東・渡辺薫彦厩舎所属。北海道白老町・社台コーポレーション白老ファームの生産馬。馬主は㈲キャロットファーム。戦績21戦5勝。獲得賞金1億4577万4000円。重賞は初勝利。京都大賞典は渡辺薫彦調教師、松山弘平騎手ともに初勝利。馬名は「青い帆(西)。母名より連想」。
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