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【逃げ馬の作る展開から勝ち馬を見極める】毎日王冠2022 G1馬4頭中2頭を切る!前傾ラップの年にのみ生じた舞台設定の盲点とは?
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毎日王冠の舞台となる東京芝1800mは、2角手前のポケット地点にスタートがあり、160mほど走って向こう正面へ進出。
3角までは750mと長く、ここでペースが落ち着いて脚の溜まる流れになり、525mの直線で瞬発力比べになるケースが多い。
過去10年の毎日王冠において、上がり3ハロン1位を記録した馬は複勝率69.2%と高確率で馬券に絡んでいる。
一方で10年中7年は後傾ラップ、前の馬が楽になる展開と開催序盤の馬場状態も手伝ってか、逃げた馬も【2-2-1-5】で複勝率50%と優秀といっていい成績を収めている。
前傾ラップになった3年は、2012年シルポート、2015年エイシンヒカリ、2020年トーラスジェミニと飛ばして逃げたい馬がペースをつくった。
前傾・後傾ラップと上がり3ハロンの関連性みると、例年スローから32秒~33秒台のキレ勝負になりやすいものの、前傾ラップだった3年のみ、勝ち馬の上がり3ハロンの34秒以上となった。
前半のペースがきつい≒脚の溜まらない流れになるとキレ味がそがれるので、直線だけの競馬になりにくい。単純に考えると、スローなら末脚自慢を信頼するべきで、流れるならポジションを取れる馬がいい。
今年は出走馬10頭と少頭数での一戦。直近3走で逃げた馬はレッドベルオーブとノースブリッジの2頭で、今回は1枠1番、2枠2番と最内から並んだ。
注目は前走逃げにゴーサインの出たレッドベルオーブで、小倉芝1800mを1000m通過57秒6のハイペースで逃げて押し切った。
前の馬に苦しい流れなのは明白であり、2着馬は初角9番手7角、3着馬のヴァリアメンテは初角8番手4角4番手と、道中は中団後方を追走。
レッドベルオーブは、前半かかりっぱなしで記録しているのでポテンシャルは高い。今回最内に入ったことで、前走同様にハナを主張するならハイペースになる。
参考にすべきは前傾ラップの3年で、極端な上がり勝負にはならないとみる。そこへ降雨の影響も加わってタフさを要求される。
少頭数だけにそこそこ点数は絞りたい。G1馬4頭の取捨が重要になる。4頭中、東京芝1800m重賞に勝ち鞍があるのはサリオスとダノンザキッド。今年の安田記念は前者が3着、後者が6着。
ただ、後者は後方勢台頭の展開を前々から一旦は抜け出しての結果だけに、力負けと判断しにくい。今年のペース予測から、マイルの速い流れを使っているのは好感がもてる。
レイパパレはキレ勝負になると分が悪く、東京に適性があるとは言い難いため、道中のペースが鍵。ただ、重馬場の大阪杯を快勝した戦歴から道悪は歓迎。この馬の取捨が難しい。
ポタジェは昨年の毎日王冠において上位2頭にキレ負けして3着。この馬に関しては舞台設定云々よりも、始動戦で58キロは酷。
G1馬4頭から最も死角の少ないサリオスを軸に、ダノンザキッド、配当を狙いレッドベルオーブへ。レイパパレは重以上の条件付きで抑える。
(文・垣本大樹)
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