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〈栗東トレセン〉
ヒンドゥタイムズは、8カ月ぶりの実戦になった小倉記念で2着。10番人気で人気薄ながら去勢の効果を感じさせる走りを披露した。斉藤崇調教師は「変な力みが取れました。2400メートルは初めてなので何とも言えませんが、引っ掛かる馬じゃないし、前回くらい走れればチャンスはあると思います」と語った。
ヴェラアズールは、今春から芝に路線を変更して4戦2勝、3着2回。全てのレースでメンバー最速の上がりを駆使して、新境地を開拓した。渡辺調教師は「体質の弱さを考慮してダートを使っていましたが、芝は合いそうと思っていました。一戦ごとに成長しています」と期待を寄せる。
ディバインフォースの前走は、札幌日経OP5着で復調の兆しを見せた。寺島調教師は「北海道で一回使ったぶん、休み明けの感じはありません。外回りはいいと思いますし、この後に予定しているステイヤーズSに向けていいレースを見せてほしいですね」と話した。
〈美浦トレセン〉
宝塚記念5着のマイネルファンロンが秋初戦を迎える。「春はいい雰囲気だったが、北海道に放牧に出したぶん春の感じにはもう一つ」と手塚調教師は休み明けの影響を口にしつつも、「開幕週の(時計の速い)馬場は気にならない。手の合うジョッキー(M・デムーロ騎手)とのコンビでいいスタートを切りたい」と前向きに続けた。
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