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国内で馬券が発売されるGⅠ凱旋門賞(芝2400メートル)が10月2日、フランスのパリロンシャン競馬場で行われる。今年の日本ダービー馬ドウデュース(栗東・友道康夫厩舎、牡3歳)とコンビを組む武豊騎手(53)=栗東・フリー=は、今回で10度目の参戦。前哨戦の仏GⅡニエル賞は4着に終わったが、鞍上に悲観の色はない。日本競馬界のレジェンドが、長年の夢をかなえてみせる。
大きなチャンスが巡ってきた。今年の日本ダービー馬ドウデュースで凱旋門賞に挑む武豊騎手。世界最高峰のレースが近づくにつれ、53歳のレジェンドは少年のように瞳を輝かせる。
「去年はブルーム(11着)に乗せてもらいましたが、今年はダービーを勝って挑めるというのは理想的。本当に楽しみですよ。ワクワクしています」
日本ダービー馬が3歳で凱旋門賞に参戦するのは、2013年キズナ(4着)、16年マカヒキ(14着)に続く3頭目。3歳牡馬は一般的に成長の余地が大きく、古牡馬より3キロも軽い56・5キロと斤量面のアドバンテージもある。自身、デビューから手綱を取り続ける馬での参戦は、06年ディープインパクト(3位入線→失格)以来2頭目で、「一緒に強くなってきている過程も知っていますからね。期待以上に走ってくれています」と思い入れの深いパートナーに信頼を寄せる。
ユタカの挑戦は、今から28年前。1994年のホワイトマズル(6着)から始まった。凱旋門賞の最高着順は01年サガシティーの3着。日本競馬の悲願は同時に、日本競馬を牽引(けんいん)してきた武豊騎手の悲願でもある。「毎年乗りたいと思っていますし、いつか勝ちたいと思っているレース」と強い思いを口にする。
今回で、自身10度目の参戦。日本ダービーVの夢をかなえたのも10度目の参戦(98年スペシャルウィーク)だった。三度目の正直〟ならぬ〝十度目の正直〟に向け、「冷静にレースを向き合ってやるだけです」と語りながらも、「(自身が初めて)朝日杯FSを勝ったのもドウデュースではあるけどね」と不敵に笑う。競馬界の七不思議とさえ言われた〝武豊は朝日杯FSを勝てない〟というジンクスを打ち破ったパートナーなら…。海外GⅠ10勝目が懸かる名手の期待も、高まるばかりだ。
前走のニエル賞は4着。ラスト300メートルあたりから伸びを欠いたが、「目イチの仕上げじゃなかったですしね。ちょっと大きかった(太かった)し、デビュー以来最高馬体重だったと思います。でも、内容は良かった。同じコースを経験できたし、いいトライアルレースになりました」と前向きに振り返る。皐月賞3着から日本ダービーを制したように、すでに逆襲のイメージはわいている。
「(凱旋門賞は)日本でも有名ですし、(自分が)有名にしたひとりかなと(笑)。今年こそ、という気持ちももちろんある。全力を尽くすだけです」
数々の金字塔を打ち立てたレジェンドに、到達できない場所はない。デビュー36年目。機は、もう十分に熟している。
■武 豊(たけ・ゆたか) 1969(昭和44)年3月15日生まれ、53歳。京都府出身。デビューした87年に69勝で新人最多勝(当時)を挙げ、以降はディープインパクトなど多くの名馬の手綱を取り国内外で大レースを制覇。次々と前人未到の記録をマークして今も競馬界のトップに君臨している。JRA通算2万3703戦4377勝で、重賞はGI79勝を含む349勝。故武邦彦元騎手、調教師は父。弟の武幸四郎は元騎手で現調教師。
◆26日のドウデュース…現地で調整中のドウデュースは26日、馬場には入らず、受け入れ先のパスカル・バリー厩舎で休養に努めた。28日に最終追い切りを行い、凱旋門賞に向け態勢を整える予定となっている。
◆凱旋門賞の展望 今年は過去最多の日本調教馬4頭が参戦。大将格は宝塚記念から直行するタイトルホルダーだ。ニエル賞4着からの反撃を狙うドウデュースや、昨年14着のリベンジに燃えるディープボンド、ドーヴィル大賞2着のステイフーリッシュも注目だ。
外国勢は愛チャンピオンS勝ちのルクセンブルクが筆頭。GⅠ5連勝中の牝馬アルピニスタ、昨年の覇者トルカータータッソ、復活したアダイヤーなど強豪ぞろいだ。出走馬と枠順は29日に確定する。
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