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【血統アナリシス】ローズS2022 代替開催された直近2年はディープインパクトの血を引く馬で上位を独占

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【血統アナリシス】ローズS2022 代替開催された直近2年はディープインパクトの血を引く馬で上位を独占

ウマニティ重賞攻略チームが毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回はローズS2022・血統予想をお届けします!

今年も京都競馬場整備工事に伴う開催日割の変更があり、ローズSは3年連続で中京芝2000mに舞台を移して行われることになる。

代替開催された直近2年の勝ち馬をみると、20年リアアメリア(父ディープインパクト)、21年アンドヴァラナウト(父キングカメハメハ)と日本競馬を牽引してきた2大種牡馬の産駒が勝利。なお、2年前には父または母の父にディープインパクトの血を引く馬で1~4着までを占めていたが、昨年も勝ち馬アンドヴァラナウトおよび3着アールドヴィーヴルは母の父に、2着エイシンヒテンは父系祖父にディープインパクトの名が刻まれていた。今年もまずはディープインパクトの血脈に注目すべきだろう。

ラリュエルは、父ディープインパクト×母カウアイレーン(母の父キングカメハメハ)。ステイフーリッシュの半妹で、ブラックホークピンクカメオの姪。ディープインパクト×キングカメハメハは、昨年の勝ち馬アンドヴァラナウトの父と母の父を入れ替えた血統構成であるとともに、ワグネリアンアカイトリノムスメが出た配合でもある。近親の実績からも秘めたる資質は高そうで、小回り向きの機動力とスピードは中京でも武器となりそうだ。


パーソナルハイは、父ディープインパクト×母パーソナルダイアリー(母の父City Zip)。同産駒かつ母系でRelaunchやSeeking the Gold、Blushing Groomの血脈を併せ持つ配合は、中京芝2000mの重賞で2勝を挙げるギベオンを想起させるが、本馬自身も当該コースの未勝利で後続に4馬身差を付けて圧勝した実績がある。スムーズに運べたときのしぶとさには目を見張るものがあるだけに、今回も自分の競馬に徹してどこまでやれるかだろう。

サリエラは、父ディープインパクト×母サロミナ(母の父Lomitas)。全姉にサラキア、半兄にサリオス、近親にシュネルマイスターがいる血統。本馬はキャリアの浅さが懸念される一方で、2戦2勝と底を見せていない戦歴には良血らしさが垣間見える。また、コースこそ違うものの、全姉サラキアが18年ローズSで2着と好走していたことも強調できるだろう。レースぶりからも本格化はもう少し先かもしれないが、試金石の一戦として注目したい。

【血統予想からの注目馬】
ラリュエル ④パーソナルハイ ⑥サリエラ

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