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【血統アナリシス】京成杯AH2022 ハーツクライの血を引く馬が3連覇中、ディープインパクト産駒は人気薄にも要注意

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【血統アナリシス】京成杯AH2022 ハーツクライの血を引く馬が3連覇中、ディープインパクト産駒は人気薄にも要注意

ウマニティ重賞攻略チームが毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回は京成杯AH2022・血統予想をお届けします!

年に5回ある中山開催のなかで4回中山は野芝限定で行われる唯一の開催。19年に芝1600mのJRAレコード(現在)を更新する逃げ切り勝ちを収めたトロワゼトワルは翌20年も勝利し、レース史上4頭目となる2連覇を達成してみせた。そのトロワゼトワルは母の父がハーツクライとなるが、昨年はハーツクライ産駒のカテドラルが勝利。なお、ハーツクライをサンデーサイレンスとトニービン、Lyphardの血脈を併せ持つと解釈すれば、18年1着ミッキーグローリーの血統構成にも共通点を見出せるだろう。

また、昨年もコントラチェックが12番人気2着と大駆けしていたが、ディープインパクト産駒が毎年のように上位を賑わすことも特徴のひとつ。過去にも15年エキストラエンド、17年ガリバルディの2頭がともに11番人気と低評価ながら2着と好走していたので、ハンデ戦らしい人気薄の激走にも気を配る必要がありそうだ。

シュリは、父ハーツクライ×母エーゲリア(母の父Giant's Causeway)。今年のメンバーでは唯一ハーツクライの血脈を持つ馬となるが、関屋記念を逃げて2着と好走した経歴も20年1着トロワゼトワルを想起させるところだろう。本馬の前走は12番人気という低評価での激走ではあったが、野芝限定開催では「2-2-0-1」と堅実に駆けており、馬券圏外に敗れた一戦も重の馬場状態に敗因を求められる。前走をフロック視するのは早計かもしれない。


ファルコニアは、父ディープインパクト×母カンビーナ(母の父Hawk Wing)。全兄トーセンカンビーナは長距離にも適性を示していたが、本馬は5歳にして初めて芝1600mに挑戦するとリステッドで3着、2着と好走し、G2マイラーズカップでも3着と上位入線を果たした。勝ち味に遅いタイプであることは否めないものの、相手なりに走れる堅実さが頼もしい部分でもある。同産駒が人気不問で好走していること鑑みても相応の評価が必要だろう。

シャーレイポピーは、父ミッキーアイル×母オリエンタルポピー(母の父キングカメハメハ)。サンデーサイレンス、トニービン、Lyphardを併せ持つことを評価しやすいだけでなく、カテドラルとはロックオブジブラルタル、トロワゼトワルとはキングカメハメハミッキーグローリーとはディープインパクトが共通するため、直近の勝ち馬をミックスしたような配合であることも興味深い。紫苑Sで4着となった実績からも舞台適性はありそうだ。

【血統予想からの注目馬】
シュリ ⑪ファルコニア ④シャーレイポピー


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