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過去10年のキーンランドCにおける逃げ馬の成績は【3-1-1-5】。複勝率50%は優秀な部類といえる。ただ、直近3年は馬券内ナシ。コース形態やペースと合わせ、狙うべき馬の特徴を絞っていく。
札幌芝1200mのスタートは2角のポケットにあり、そこから約400mの直線での先行争い。秋G1へ飛躍を誓うスプリンターが集うだけあり、前半速いラップが踏まれる年も目立つ。過去10年、前半3ハロンの平均は洋芝ながら33秒98。
一昨年はナックビーナスがハナを切り、稍重の馬場でありながら前半3ハロンは33秒2。過去10年で最も速いペースとなった。前の馬に苦しい競馬になり、着内3頭の4角での位置は6番手、12番手、8番手。速い流れを中団以降で脚を溜めた1~3番人気での決着。
また、4角で11番手だったライトオンキューが、11番人気の低評価を覆し4着へ激走している。ただ、この馬は後に京阪杯を制しており、重賞級のポテンシャルを秘めた馬だった。
逃げ馬の作るペースが速くなれば差しが決まるというセオリーは当てはまる。ただ、極端に流れが速くなると実力勝負になり、いわゆるフロックでの好走は難しい。
では、今年の流れはどうなるか。直近2戦をスプリントで連勝しているオパールシャルム、千直レースでも逃げる脚をもつマウンテンムスメ、そして昨年の覇者であり、前走ビアンフェのペースを外枠から番手で追走したレイハリア。ハナを切るスピードのある快速馬が揃った。
さらに3頭は真ん中から外目の枠を引き、そこからの主導権争いになれば、嫌でもペースはあがる。前半3ハロンは33秒台中盤以下、一昨年と似た、ハイラップへの対応力のある差し馬に向く流れを想定する。
ただし、先週からCコースへ変更となった馬場に注目すると、メインの札幌記念は初角を3番手以内で通過した馬での決着。対象範囲を古馬混合の芝6レースに広げても、着内18頭中15頭が3角を5番手以内で通過。前有利のトラックバイアスは顕著だった。
ペースは後ろ、馬場は前。両者を統合して、過去に前半ハイラップのレースで中団前後につけ、直線で末脚を伸ばして好走した馬を狙いたい。
軸馬としてジュビリーヘッドを推奨。2走前の函館スプリントSは前半3ハロン32秒8のペースを6番手で追走、斤量の軽い勝ち馬には離されたものの、重賞初挑戦で2着へ好走した。
また、前走は同じく6番手から、前半3ハロン34秒0の流れで前を捉えきれなかった。この馬には速い流れの方が向く。
穴っぽいところでは、メイショウミモザ。ピンパーの馬だけに、今回も人気の盲点になりそう。近2走は2桁着順も、前走は距離が長く、前々走はG1のヴィクトリアマイル。
3勝クラスの巌流島Sは、前半32秒8の流れを3馬身差で快勝。ハマれば好走できるだけの能力はある。
(文・垣本大樹)
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