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【馬齢】
札幌で行われた直近9回(2012、2014~2021年)における1~3着馬の馬齢を確認すると、3歳から9歳まで実に幅広い。一方、7~9歳の2着連対圏入りは、せん馬のエポワス(2017年1着)1頭のみ。ベテランの牡・牝馬は安定感を欠いている。
(減点対象馬)
②ビリーバー ④ジェネラーレウーノ
【性別】
札幌施行の直近9回における性別成績は、牝馬【6.4.5.37】、せん馬【1.0.0.9】、牡馬【2.5.4.64】。牝馬が優位の状況にある。なお、牡馬の2着連対圏入りはすべて前走4着以内馬。前走5着以下敗退の牡馬は疑ってかかるべきだろう。
(減点対象馬)
④ジェネラーレウーノ ⑧ヴェントヴォーチェ ⑫マイネルジェロディ ⑯トウシンマカオ
【前走使用競馬場】
札幌で行われた直近9回における1~2着馬延べ18頭の前走使用競馬場を検証すると、札幌、函館、新潟、東京、中京の5パターンに集約される。これ以外のステップで臨んだ馬は2着連対圏に達していない。
(減点対象馬)
⑪オパールシャルム
【前走使用距離】
札幌施行の直近9回における2着以内馬延べ18頭の前走使用距離をみると、芝1000m、芝1200m、芝1600mの3通りに絞られる。ただし、1000m組の2着連対圏入りは前走重賞1着馬のみ。1600m経由の連対は前走G1 1ケタ着順馬に限られる。頭に入れておきたい傾向だ。
(減点対象馬)
④ジェネラーレウーノ ⑦マウンテンムスメ ⑧ヴェントヴォーチェ ⑬メイショウミモザ
【サマーシリーズ敗退組】
前走がサマースプリントシリーズ対象レース敗退の場合、函館SSなら勝ち馬からタイム差0秒2以内、CBC賞であれば同0秒5以内がひとつの目安。札幌施行の直近9回、この条件を満たしていなかった馬は2着連対圏に届いていない。また、アイビスSD組の連対は前走1着馬のみとなっている。
(減点対象馬)
⑥シゲルピンクルビー ⑦マウンテンムスメ ⑧ヴェントヴォーチェ ⑮レイハリア
【前走非重賞組】
札幌施行の直近9回、非重賞戦経由で2着連対圏入りを果たした馬は7頭。うち4頭は前走1着、残りの3頭は前走で単勝5番人気以内の支持を集めていた。前走で非重賞戦に出走し、6番人気以下かつ2着以下に敗れていた馬は強調できない。
(減点対象馬)
③サヴォワールエメ
【データ予想からの注目馬】
上記6項目で減点がないのは、①ヴァトレニ、⑤ウインマーベル、⑨ジュビリーヘッド、⑩ロードマックス、⑭エイティーンガールの5頭。
最上位には⑭エイティーンガールを挙げたい。2年前1着かつ前年2着という舞台相性の良さもさることながら、前走G1出走の栗東所属牝馬は、札幌施行の直近9回【1.1.0.2】と上々の成績を収めている。要注目の1頭だ。
3歳かつ芝1200mの重賞ウイナーは、札幌施行の直近9回【2.1.0.3】。それに該当する、⑤ウインマーベルを2番手評価。以下、①ヴァトレニ、⑨ジュビリーヘッド、⑩ロードマックスらが続く。
<注目馬>
⑭エイティーンガール ⑤ウインマーベル ①ヴァトレニ ⑨ジュビリーヘッド ⑩ロードマックス
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