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【逃げ馬の作る展開から勝ち馬を見極める】札幌記念2022 快速の逃げ馬2頭が激突!展開が味方になるのはどの馬か?
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過去10年の札幌記念で、初角先頭から着内好走した馬はわずか2頭。ただ、トウケイヘイローの勝った2013年は函館開催なので、実質2016年に稍重の馬場で逃げ切ったネオリアリズム1頭のみ。
その年の1000m通過タイムは59秒9であり、馬場状態を考えると楽なペースではない。実際、2着3着の2頭は各々4角7番手と11番手から上がり最速の脚を使って追い込んだ馬だった。
ローカルといえば逃げ馬を狙いたくなるものの、札幌記念はセオリーどおりにいかない。
コーナーが大回りに設計されている札幌は、速力を落とさずにコーナリングできる。そのため、同じ洋芝でもローカルらしく小回りの函館に比べ、前を捉えやすいレイアウトといえる。
さらに、道中も必然的にスピードを持続する流れとなるため、洋芝の2000mという条件ではあるものの、マイル並の追走力を求められる。
直近でも、2018年、2019年のサングレーザー、2020年のノームコア、ペルシアンナイト、2021年のソダシ、ペルシアンナイトと芝のマイルG1で好走歴をもつ馬の好走が目立つ。
今年の逃げ争いは、ジャックドールとパンサラッサという中距離界現役屈指の快速馬2頭が激突する構図。
ただ、過去に2頭が刻んだラップタイムの比較からも、陣営のトーンからも、逃げるのはほぼほぼパンサラッサとみる。
パンサラッサは重賞初制覇の福島記念で1000m通過タイム57秒3、重賞2勝目を挙げた中山記念を57秒6で逃げている。スローに落とし引きつけるタイプではなく、ハイラップで飛ばし後続に脚を使わせるタイプなのは容易にみてとれる。
道中で脚を使う流れになるため、福島記念から国内4戦でパンサラッサと同じレースに出走した馬の上がり3ハロン最速は35秒3~36秒0と、キレ比べでなく消耗戦の中で如何にしぶとく脚を伸ばせるかのレースになっている。
一方、ジャックドールは前走の大阪杯を逃げ、1000mの通過は58秒8。過密なローテによる疲労と、アフリカンゴールドのマークを考慮しても、パンサラッサのペースに対応できるかは未知といえる。ここは思い切って軽視したい。
本命はソダシ。マイル戦からの距離延長なら、体感的にもそれほど追走を苦にしないと想定できる。昨年の緩みない流れを楽に追走し、早め先頭から押し切った内容は軽斤量が味方したとはいえ強い内容。今年も先行から勝ち負けに持ち込める。
対抗にパンサラッサ。宝塚記念のように、スタートで後手を踏み、強引にハナを奪う形だと苦しくなるが、全6勝中4勝の2000mに戻るのはよく、スムーズなら巻き返し必至とみる。逃げ馬不振のレースであるものの、過去の逃げ馬よりも能力は上とみて期待したい。
もう一頭、近走不振もパンサラッサの勝った福島記念において上がり最速の脚を使い3着を確保したアラタを推奨。大きく人気を落とすここで狙う。
(文・垣本大樹)
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