中央競馬ニュース

【小倉記念】マリアエレーナ レース史上最大5馬身差圧勝

 0   4   940
シェアする  x facebook LINEで送る
【小倉記念】マリアエレーナ レース史上最大5馬身差圧勝

ギラギラとまぶしい太陽が照らす小倉競馬場で、いとも涼しげな圧勝劇だ。今年の牝馬GⅢ・愛知杯マーメイドSで2着2回のマリアエレーナが、待望の重賞タイトルをゲット。昨年のモズナガレボシに続き小倉記念を制した松山騎手が、会心の騎乗を笑顔で振り返る。

「スタートもしっかり出てくれましたし、取りたいポジションを取ることができたので、自分のイメージ通りの競馬ができました。暑さが吹き飛ぶぐらいのいい競馬をしてくれたなと思います」

❶枠②番から、好位のインをロスなく進む。抜群の手応えで、4コーナー手前で先頭に立つと、メンバー最速となる上がり3ハロン34秒6の末脚で、後続を突き放した。2着とは5馬身差で、1989年勝ち馬ダンツミラクルの4馬身差を超える、同レース史上最大着差だ。

近親に日本ダービーワグネリアンがいるクロフネ産駒。素質を高く評価されながらも、右へもたれる面があり、気性面の難しさが出世を阻んでいた。だが、レースを重ねるごとに競馬を覚えて、折り合いもスムーズになるなど精神面が成長。この日も鞍上の指示に素直に従い、心身の充実ぶりを示した。


牝馬の勝利は2011年イタリアンレッド以来、11年ぶり。次走は未定だが、牡馬を一蹴する圧巻の走りに期待が膨らむ。鞍上も「スタートはどんどん速くなっていますし、レースも上手になってきています。これからの可能性も楽しみです」とさらなる活躍を見込む。成長著しい芦毛の4歳牝馬が、今後のターフを熱く盛り上げてくれそうだ。



マリアエレーナ 父クロフネ、母テンダリーヴォイス、母の父ディープインパクト。芦毛の牝4歳。栗東・吉田直弘厩舎所属。北海道日高町・日高大洋牧場の生産馬。馬主は金子真人ホールディングス㈱。戦績15戦5勝。獲得賞金1億4413万1000円。重賞は初勝利。小倉記念吉田直弘調教師が初勝利、松山弘平騎手は2021年モズナガレボシに次いで2勝目。馬名は「メキシコのワルツ調の曲名」。



◆今年のJRA年間プロモーションキャラクターで、小倉記念の表彰式でプレゼンターを務めた見上愛「ゴール前の盛り上がりは何度体験しても興奮します。最後の一瞬まで場内のみなさんと盛り上がることができ、感慨深かったです」



この記事はいかがでしたか?
ナイス (4)

このニュースへのコメント

コメントはありません。

関連競馬ニュース

新着競馬ニュース

人気競馬ニュース

会員登録(無料)でできること

レース情報

今週の注目レース

4月28日()
天皇賞(春) G1
4月27日()
青葉賞 G2
ユニコーンS G3

⇒今週の番組表へ

先週のレース結果

4月21日()
マイラーズC G2
フローラS G2
4月20日()
福島牝馬S G3

⇒先週の番組表へ

総賞金ランキング
JRA競走馬総賞金ランキング
4歳以上
1 ドウデュース 牡5
102,726万円
2 スターズオンアース 牝5
84,098万円
3 リバティアイランド 牝4
74,444万円
4 ディープボンド 牡7
67,569万円
5 ジャスティンパレス 牡5
65,388万円
6 シャフリヤール 牡6
59,685万円
7 タスティエーラ 牡4
57,005万円
8 セリフォス 牡5
49,313万円
9 ジャックドール 牡6
49,004万円
10 ソールオリエンス 牡4
48,668万円
» もっと見る

3歳
1 ジャスティンミラノ 牡3
27,482万円
2 ステレンボッシュ 牝3
21,547万円
3 ジャンタルマンタル 牡3
18,666万円
4 アスコリピチェーノ 牝3
16,854万円
5 コスモキュランダ 牡3
15,392万円
6 シンエンペラー 牡3
11,128万円
7 コラソンビート 牝3
9,942万円
8 エトヴプレ 牝3
9,644万円
9 スウィープフィート 牝3
9,386万円
10 レガレイラ 牝3
8,278万円
» もっと見る