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【格言から探る勝ち馬予想】エルムS2022「札幌ダートは“タフな”先行馬を狙え」
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夏のホッカイドウ競馬では唯一のダート重賞であるエルムステークス。エルムはニレ科の植物の総称を指し、その花言葉は「美しさ」「信頼」「高貴」など優雅なイメージだが、レースは花言葉とは正反対で過酷なイメージがある。歴史を遡っても「ここをステップにダートの頂上まで華麗に上り詰めた馬」や、逆に「第一線で華々しく活躍しつつ、ここに出走してきた馬」というのはほぼ皆無で、どちらかというと「秋以降の大舞台に備えてとにかく賞金が欲しい馬」たちの“ドロドロの仁義なき戦い”というイメージが強いのである。
そもそも競馬の世界においてダートの1700mという距離は前に行く馬が圧倒的に有利。ヨーイドンで前につけた馬がそのまま無風でゴール、というパターンは多いのだが、事実そのようにはならず、エルムステークスを“仁義なき戦い”たらしめている理由は札幌競馬場のダートコースの特徴にある。それは「4つのコーナーが大回り」ということだ。
直線264.3mは全国10ある中央競馬場で函館に次ぐ2番目の短さ。それゆえ、極端な追い込みや差しは届きにくいが、コーナーが大回りであるため逃げ馬がスピードを落として息を入れるタイミングが少なく、逆に向正面や3コーナー過ぎから一気にマクリ上げてくる馬のスピードが落ちにくい。結果、レースでは派手にマクリ上げた馬がそのまま突き抜けるパターンも少なくないのである。
そんなエルムステークスの勝ち馬予想に引っ張り出した格言は「札幌ダートは“タフな”先行馬を狙え」である。
「ダート1700の先行馬」は見ていてとにかく楽しい。道中のポジションを前目、前目で進んでくれるだけで、握りしめた馬券に底知れぬ期待を抱かせてくれる。問題はその馬が“タフか否か”である。ならば札幌競馬場の要求する「タフさ」とは一体何か。その条件に2つのことを上げたい。まず第一に“タフ”のイメージを裏切らない①レースを終始前目で進められる力、と第二に②上がりの脚、である。
注目したのは「前走道中の位置取り」と「最終着順」。同レースの過去の上位馬を見ても、「前走、道中終始6番手以内からそのまま上位入線」していた馬は非常に多いが、この条件(道中全て6番手以内から最終3着以内)で登録馬をふるいにかけるだけでも残りは5頭。更に前走上がり3ハロンがメンバー中3位以内だった馬に絞ると、残りはわずかに2頭となる。アイオライトとブラッティーキッドである。今回は2頭のうち、夏が終わった時点で「注目の上がり馬」としていかにも名を轟かせていそうなブラッティーキッドの方に白羽の矢を立てたい。
未勝利11戦。ついに勝利することなく公営園田に転厩し、そこから怒涛の5連勝。錦を掲げ再び中央入りを果たし更に3連勝、というのも秋競馬を賑わす「夏の上がり馬」にピッタリのイメージだ。「仁義なき戦い」を9連勝で飾りブラッティーキッドには秋競馬も盛り上げてほしいものである。
(文:のら~り)
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