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CBC賞のテイエムスパーダで重賞初騎乗制覇の快挙を成し遂げた新人の今村聖奈騎手(18)=栗・寺島=が、アイビスSD(31日、新潟、GⅢ、芝1000メートル)にオヌシナニモノ(栗・高橋忠、牡5)との初コンビで参戦することが17日、分かった。
今村騎手は「2場開催で騎乗馬が集まるのが厳しい中、依頼をいただいて光栄です。少しでも陣営やオーナーのオーダー通りに乗れるように頑張りたいです。初騎乗になりますが、調教に乗ると思うのでしっかり準備をして臨みたいです」と意気込んだ。
オヌシナニモノを管理する高橋忠調教師は「CBC賞を勝つ前からお願いしていて、タイミング良く勝ってくれました。自分の乗る馬のことを良く分かって、レースを組み立ててくれる騎手。ハンデ戦ではないですが、勢いもありますし、夏の暑い時期なので若いフレッシュなところにも期待したいです」と語った。1週前追い切りで初コンタクトを取って感触を確かめる予定だ。
第1回新潟開催では最多タイの8勝をマーク。今村騎手は「〝千直〟は1回乗りました(5月15日・はやぶさ賞のヤマトコウセイで3着)が、うまく乗れなかったのでその反省を生かしたいです」と力を込めた。
同レースには藤田菜七子騎手(24)=美・根本=がスティクス(栗・武幸、牝4)で参戦予定で、重賞での初競演にも注目が集まる。また、中京記念(24日、小倉、GⅢ、芝1800メートル)はカデナ(栗・中竹、牡8)に騎乗する。夏の〝聖奈フィーバー〟はまだまだ続く。
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