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【ラジNIK賞】4戦4連対のゴーゴーユタカ 小回りコース向きのレースセンスで重賞初Vを狙う


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【ラジNIK賞】4戦4連対のゴーゴーユタカ 小回りコース向きのレースセンスで重賞初Vを狙う

4戦2勝2着2回とここまでオール連対。条件戦で着実に力をつけてきたゴーゴーユタカが重賞制覇を目指し、夏の福島GⅢをターゲットにしてきた。

「順調に成長してくれています。きょうの坂路(4ハロン62秒3)でも集中していい感じでした。競馬が上手な馬なので、福島の小回り1800メートルにも対応できると思う。重賞でも手応えはありますよ」

全休日明けの28日、武井調教師が期待のほどを明かした。

デビュー時から折り合いの不安がなく、ジョッキーの指示でスッと動ける操縦性の良さがセールスポイントだ。逃げ馬を見ながらの競馬もできれば、快勝した前走1勝クラスのように一歩引いて末脚を生かすことも可能。開幕週で小回りが舞台とはいえ、逃げた馬が過去10年で1勝のみ(2020年バビット)とスピードだけでは簡単に粘れないのがラジオNIKKEI賞の歴史。この馬の非凡なレースセンスは大きな魅力だ。


この中間は、滋賀県・チャンピオンヒルズでの放牧を挟んでパワーアップしている。23日の1週前追い切りも半馬身遅れではあったが、美浦Wコース6ハロン81秒5─11秒5の好時計をマーク。トレーナーは「いい体つきで帰ってきましたね。馬体重も10キロくらい増えています。1週前も相手が動く馬だっただけで、この馬としては時計が出ているし、スタッフも今までよりもいい動きだと言っていますから」と好気配を伝える。

「初勝利を挙げたとき、横山武騎手が『上まで行ける』と言ってくれたんですよね。ハンデも54キロでよかったし、厩舎としての期待は大きいですよ」

その横山武騎手は北海道が主戦場のため今回は騎乗できないが、ご当地・福島出身の田辺騎手を新パートナーに迎え、初挑戦で重賞タイトルをつかみ取る。(板津雄志)

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