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【宝塚記念】エフフォーリアが1週前から激変 横山武騎手「うなり方が変わっています」
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中央競馬の上半期を締めくくる宝塚記念の追い切りが22日、東西トレーニングセンターで行われた。昨年の年度代表馬エフフォーリア(美浦・鹿戸雄一厩舎、牡4歳)が、美浦Wコースで1週前とは見違える動き。ブリンカー着用で集中力が増し、本来の走りを取り戻した。調教評価も堂々の『S』。輝きを取り戻した現役最強馬が、大阪杯9着の雪辱を果たす態勢を整えた。
悩める絶対王者が、ついに目覚めのときを迎えた。初めてブリンカーを装着して追い切りに臨んだエフフォーリアが絶品の動きを披露。梅雨の曇り空とは裏腹に、手綱を取った横山武騎手の表情は実に晴れやかだった。
「反応が良かったですね。1週前とは明らかに馬のうなり方が変わっています。4コーナーをしっかりと(手綱を)抱えて回ってこられたし、やっとエフフォーリアらしさが見られたかなと思います」
今季は調教の段階からなかなか闘志に火がつかないため、1週前追い切り後にジョッキー、鹿戸調教師、オーナーサイドが馬具の工夫を協議。気合を入れるために浅めのブリンカーを着け、美浦Wコースでの3頭併せに臨んだ。
道中はリズム良く進み、抜群の手応えで直線を向くと、馬なりのまま内マッチレスノヴェル(2勝)に半馬身、外トロワエスポワール(1勝)に2馬身先着。ラスト1ハロン11秒1(6ハロン85秒0)は先週と並ぶ自己最速タイだが、一杯に追われて併入に持ち込むのがやっとだった1週前とは見違えるような素軽い走り。調教評価はうなぎ上りの『S』だ。見守った指揮官も「とても気分良く、気を抜かないで走っていた。いい稽古ができた」と満足げな笑みを浮かべた。本番でも装着するかは、23日の出馬投票までに決定される。
今季初戦の大阪杯は単勝1・5倍の圧倒的1番人気に推されながら、中団でもがき苦しんで9着。ゲート内で突進して前扉に顔面を強打するアクシデントもあり、本来の実力を発揮できなかった。昨年は皐月賞、天皇賞・秋、有馬記念とGⅠ3勝を挙げ、年度代表馬の座を射止めた。上半期を締めくくるサマーグランプリで、その輝きを取り戻したい。
「エフフォーリアがあんなものじゃないと僕が一番感じているし、エフフォーリアが一番強いということも僕が一番知っています。何とか、またGⅠを取りたいと思っています」
23歳の若き関東リーディングジョッキーは、グッと表情を引き締め、言葉に力を込めた。ファン投票1位こそ同期のライバル・タイトルホルダーに譲ったが、集めた18万8525票は1990年のオグリキャップを上回る歴代2位。今度こそ、ファンの熱い期待に応えてみせる。
◆鹿戸師TALT
--前走を振り返って
「体調はいいと思っていただけに残念な結果でした。ゲート(内での突進)があったし、体にも余裕があったかもしれない。それに、あれだけ速いペースも初めて。いろんな要素が少しずつ重なってしまいました」
--中間の調整は
「切り替えて次に向けて牧場と相談しながらやってきました。すぐに(ノーザンファーム)天栄に戻してケアしましたが、意外に疲れが少なかったようで早めに稽古が(再開)できたようです」
――豪華なメンバーがそろった
「素晴らしい馬ばかりですし、GⅠで簡単にはいかないと思います。でも、この馬が強いと信じていますし、いい競馬ができると思います」
――レースの見通しは
「前に何頭か置いて折り合いをつけて普通にレースをすれば、しまいはしっかり伸びると信じています。期待に応えられるよう、結果にこだわって頑張りたいです」
◆ブリンカーとは 目の周りにカップ状の覆いをつけた馬具。馬の視野はほぼ360度といわれていて、周りを気にして走りに集中できない馬の視野を遮り、前方に集中させる効果がある。タイトルホルダーの1週前追い切りは、前から飛んでくるウッドチップをよける透明なアイシールドを着けていた。
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