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【宝塚記念 俺のチェックポイント】斉藤が迫る 充実著しいアリーヴォならタフな舞台をこなせる
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上半期のGⅠを締めくくる宝塚記念の「俺のチェックポイント」2日目は、大阪サンスポの斉藤弘樹記者がアリーヴォに注目した。昨夏以降に6戦4勝と充実一途で、前走の大阪杯3着で一線級相手にも通用する能力を証明。阪神コース、2200メートルの距離克服への手応えを探った。
◇
今年のサマーグランプリには4つの厩舎が2頭出しで挑む。その中に多くの有力馬が含まれているが、注目したのは杉山晴厩舎が送り込むアリーヴォだ。実績では僚馬の3冠牝馬デアリングタクトに見劣るが、今の充実ぶりでは負けていない。
昨年の夏はまだ1勝クラスの身だったが、そこからグングンと飛躍を遂げて2走前の小倉大賞典で重賞タイトルを奪取。勢い十分で臨んだ前走の大阪杯は、中団やや後方からメンバー最速タイの末脚を繰り出して3着に食い込み、GⅠでも通用する能力を示した。全5勝を小倉でマークしている実績から平坦巧者という見立てもあっただけに、直線に坂のある阪神での好走は非常に収穫の多い一戦となった。
杉山晴調教師も「タフなコースのGⅠで一気にメンバーも強化されて、どれだけやれるかと思っていましたが、思った以上の内容でした」と大きな手応えを得た。課題克服の要因としては「もともと体つきが幼いところがありましたが、少しパンとしてきましたね。ポテンシャルに成長が追い付いてきました」と馬体面の充実ぶりを挙げる。
阪神コースへの不安は解消したようだが、今回、もう一つ越えないといけない壁が距離だ。1800メートルで3戦3勝と圧倒的な強さを誇り、2000メートル以下で全5勝。前走から1ハロン延長は鍵となる。トレーナーは「今までの内容を考えると(適性は)1800メートル寄りかもしれない」と冷静に分析しつつ、「距離適性以上に力をつけている方が勝るかもしれない」と、不安をはね返せるだけの上昇度も感じている。個人的には、3000メートルの菊花賞(7着)でも直線半ばまでしぶとく踏ん張っていた走りから、2200メートルは十分に守備範囲と思える。
「器用さがあるのがこの馬の長所」と指揮官が話すように、コーナーが4つで直線の短い内回りコースは歓迎。梅雨時で天気も読みづらいだけに、馬場不問の強みも大きい。22日の最終追い切りや枠順なども加味して直前まで吟味したいが、取材の感触からグッと心をつかまれた。先行予想の△よりも重い印にするかもしれない。(斉藤弘樹)
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