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ウマニティ重賞攻略チームが、毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回はマーメイドS・馬場の有利不利、教えます! をお届けします!
土曜日の阪神芝のレース結果、近年のマーメイドSの結果をもとに、馬場や血統のバイアスを考察していきます。予想の際にお役立てください。
この1週間はカラッと晴れた日が少なく、火曜日から木曜日にかけては15ミリの雨量を記録。それでも、金曜日以降は雲の多い空模様ながら何とか持ちこたえて、土曜日の芝コースは終日良馬場(JRA発表)でレースが行われた。
土曜日施行の芝平地競走6鞍における勝ち馬の最終4角通過順位は2、2、5、2、4、3番手。これだけを見ると前主導のように思えるが、4角先頭馬の馬券絡みは1頭のみ。上がり3ハロン最速馬(タイを含む)は【3.2.0.3】と及第点の成績を収めている。進路取り次第で待機勢も間に合う馬場とみていいだろう。
枠順については内・外ほぼ互角の様相。ただし、外寄りの6~8枠から複勝圏に入った馬は、いずれも最終4角を5番手以内で通過していた。道中外、直線も外めというロスの多い立ち回りを強いられた外枠勢は劣勢を余儀なくされている。その点は頭に入れておいたほうがいい。
日曜日開催中の予報は晴れベース。馬場の乾燥が進み、速い上がりの要求度が高くなれば、外枠の差し馬の優位性が増す可能性はある。とはいえ、一気に状況が様変わりするとは考えづらい。少なくとも、道中で外めを追走、なおかつ最終4角過ぎから外を回す待機勢が1~3着を独占するようなコンディションにはならないように思える。
それゆえマーメイドSに関しては、土曜日に行われた芝内回り戦2鞍の結果が示す通り、内めを上手に立ち回る先行型や、道中で内~中を回りつつ脚をためる差し馬が優位という捉え方がベター。枠順については、やはり真ん中より内(1~4枠あたり)に対する意識を強めたほうが、好結果につながりやすいのではないか。
血統的には過去5年のマーメイドSを振り返ると、父にサンデーサイレンス系種牡馬を配する馬が優勢。なかでも、母の父または祖母の父に米国系種牡馬を持つ馬が攻勢を強めており、連対馬10頭中7頭が該当する。条件を満たす馬はプラスに評価したい。
今年の出走メンバーで、血統面と先述した馬場傾向(1~4枠)の要点をともに満たしているのは、①スルーセブンシーズ、③ソフトフルート、④ステイブルアスク、⑦ウインマイティー。従って当欄では、これら4頭を注目株として推奨する。
【馬場予想からの注目馬】
①スルーセブンシーズ ③ソフトフルート ④ステイブルアスク ⑦ウインマイティー
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