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【鳴尾記念】ヴェルトライゼンデが1年4カ月ぶり復帰戦で重賞初V

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【鳴尾記念】ヴェルトライゼンデが1年4カ月ぶり復帰戦で重賞初V

レーン騎乗で2番人気のヴェルトライゼンデが直線で力強く抜け出して快勝。右前屈腱炎を乗り越え1年4カ月ぶりの実戦で、重賞初制覇を飾った。中495日での重賞勝利は、JRA平地重賞で最長間隔。2着に4番人気ジェラルディーナ、3着に3番人気サンレイポケットが入った。



鮮やかな復活劇に、スタンドから温かい拍手がわき起こる。右前屈腱炎を克服し、1年4カ月ぶりにターフに戻ってきたヴェルトライゼンデが重賞初制覇。自身通算10度目のJRA重賞勝利となったレーン騎手が、胸を張った。

「直線に入って手応えも良く、スペースがあいてから素晴らしい瞬発力をみせてくれました」


好スタートから中団前めを追走。抜群の手応えで直線に向くと、ラスト200メートル過ぎたところで先頭へ。鞍上の懸命の右ムチに応えて、半馬身差で押し切った。昨年のAJCCから中495日でのJRA重賞勝利は、グレード制を導入した1984年以降では、2007年テイエムドラゴン(京都HJ)の中573日に次ぐ、2番目の長期間隔。JRA平地重賞では最長間隔記録だ。

池江調教師はこの日、3戦3勝の固め打ち。リーディングトップを快走するトレーナーは「牧場で必死に治療、リハビリをしてくれたおかげですね。道中も折り合いがついて、経済コースも通れていました」と笑顔。自身が管理したドリームジャーニー産駒では初の重賞勝ちに「うれしいですね」と喜びを口にした。

今後は未定だが、半兄はGⅠ2勝馬ワールドプレミア。苦難を乗り越えた良血馬が、GⅠ取りへ再出発だ。

ヴェルトライゼンデ 父ドリームジャーニー、母マンデラ、母の父アカテナンゴ。黒鹿毛の牡5歳。栗東・池江泰寿厩舎所属。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬。馬主は㈲サンデーレーシング。戦績10戦3勝。獲得賞金2億1950万9000円。重賞は初勝利。鳴尾記念池江泰寿調教師が2012年トゥザグローリー、15年ラブリーデイ、16年サトノノブレス、17年ステイインシアトル、18年ストロングタイタンに次いで6勝目。ダミアン・レーン騎手は19年メールドグラースに次いで2勝目。馬名は「世界旅行者(独)」。



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