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【安田記念 BLOOD】4歳で本格化するハーツ産駒イルーシヴパンサー


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【安田記念 BLOOD】4歳で本格化するハーツ産駒イルーシヴパンサー

先週はハーツクライ違い。2歳時にマイル戦を使って勝ったことに惑わされすぎた。逆にいうと決してベストではないマイル戦でも勝てるぐらい強いハーツクライだったということだろう。

今週のメインは春のマイル王決定戦。本命は同じハーツ産駒のイルーシヴパンサーとした。

この馬が勝った東京新聞杯について、当欄では「春のGⅠまで時期が遠いため、位置づけを測りにくい」と指摘したが、そんな懸念を吹きとばす勝ちっぷりだった。現在4連勝中。軌道に乗ったハーツ産駒といえば、ジャスタウェイが思い浮かぶ。ジャスタは3歳時でアーリントンCを勝ったものの、ダービーや3歳秋は強敵に跳ね返され、本格化したのは4歳の夏から秋にかけて。イルーシヴはそれより早い時期だが、スイッチが入ったという点では時期を気にしなくてもよかろう。

母系はキングカメハメハ×ストームキャット×シャープマン(エタン系シャーペンアップ直仔)と、スピードのある血が入っているところに、マイルでの競馬が合っている原点が見て取れる。懸念は休み明けだが、そこも本格化街道に乗ったハーツの仔なら過剰に気にすることはあるまい。


相手にロータスランド。距離短縮で結果を出した前走の高松宮記念だったが、父ポイントオブエントリーの父はロベルト系のダイナフォーマーであり、特にスプリント向きとも思えない。確かに母父スキャットダディは高松宮記念勝ちのミスターメロディを出した短距離向きではあるが、母母父はやはりロベルト系のクリスエス。もともと関屋記念勝ちもある馬なので、むしろマイルへの延長が嫌われて人気が落ちるのなら、妙味が増すとみたい。

▲は高松宮記念を勝ったナランフレグ。こちらはダート向きのゴールドアリュール産駒で、むしろ芝のスプリントGⅠを勝つ馬が出てビックリという配合だ。母系がブライアンズタイム×タマモクロスと使われて強くなるタイプで、戦績を見る限りはマイルへの延長は不安だらけだが、類まれなる成長力と丸田騎手との息の合ったコンビで何とかならないか。

ヴィクトリアマイルで本命視したソングラインが4番手。キズナは人気に堂々応えるタイプの種牡馬ではない印象なので、前走の2番人気は祭り上げられすぎたか。つまずいた道中などを思えば中2週とはいえ、もっといい走りができていい。人気が適度に落ちたときに来るのがキズナだ。(夕刊フジ)

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