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【血統アナリシス】鳴尾記念2022 昨年の勝ち馬は宝塚記念でも好走、非主流血統が上位を賑わす


ウマニティ


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【血統アナリシス】鳴尾記念2022 昨年の勝ち馬は宝塚記念でも好走、非主流血統が上位を賑わす

ウマニティ重賞攻略チームが毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回は鳴尾記念2022・血統予想をお届けします!


今年も京都競馬場整備工事に伴う開催日割の変更があり、昨年に引き続き鳴尾記念は中京芝2000mに舞台を移して施行される。その昨年はNo Nay Never産駒の8番人気ユニコーンライオンが低評価を覆す逃げ切り勝ちを収めているが、同馬は続く宝塚記念でも逃げて2着と好走し、外連味のない立ち回りであったことを証明してみせた。

なお、2着にはキングズベスト産駒の9番人気ショウナンバルディ、3・4着にはハービンジャー産駒の5番人気ブラストワンピース、7番人気のペルシアンナイトが入線しており、総じて欧州色の強い種牡馬の産駒が上位を占めたと言えるだろう。宝塚記念に直結していたことを踏まえても、非主流血統を評価しやすい傾向が見受けられる。

ショウナンバルディは、父キングズベスト×母バノヴィナ(母の父Redoute's Choice)。父は00年2000ギニーSの勝ち馬で、欧州の大種牡馬Galileoの叔父にあたる血統。本馬は昨年の鳴尾記念でも2着と好走しており、中京芝2000mは21年中日新聞杯を制するなど、「3-1-1-3」と好相性を示している。逃げ、あるいは2番手から押し切る競馬を得意とするため同型とのポジション争い次第になるが、すんなり運べれば簡単には止まらない。


パトリックは、父ワークフォース×母シャムローグ(母の父ディープインパクト)。父はナカヤマフェスタと接戦を演じた10年凱旋門賞の勝ち馬で、上記ショウナンバルディと同じキングズベストの直仔となる。本馬は全4勝のうち2勝を中京競馬場で挙げており、中京芝2000mで代替開催された前走都大路Sでは上がり3F最速の末脚を駆使して3着と好走。近親に昨年の年度代表馬エフフォーリアがいる旬な血統であることも気に留めておきたい。

ジェラルディーナは、父モーリス×母ジェンティルドンナ(母の父ディープインパクト)。モーリスは種牡馬として中京芝2000mで勝率14.6%と存在感を示しており、ジャックドールが22年金鯱賞をレコードタイムで勝利したことも記憶に新しい。本馬においては母が牝馬三冠を達成するほか、史上初のジャパンカップ2連覇など、国内外でG1を7勝した女傑。末脚には光るものを感じられるだけに、一周コースへの距離延長で改めて見直したい。


【血統予想からの注目馬】
ショウナンバルディ ①パトリック ⑨ジェラルディーナ

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