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29日に行われる日本ダービーの出走馬を細江純子さん(47)が分析。元ジョッキーの視点から馬体や調教、ローテーションなど考慮してダノンベルーガに注目した。
【ダノンベルーガ】
前走からの変わり身という意味では、一番。体のねじがキチッと締まり、まるで別馬。しかも、もともとハーツクライ産駒特有の緩さがある中で、瞬時に動けるところがあり能力の高さは一級品。体の面においては、文句なしのデキで、今まで以上のパフォーマンスが期待できるつくり。当日、落ち着いた精神状態ならば、間違いなく勝ち負けでしょう。
【ドウデュース】
皐月賞から、また一つ良くなっている印象。しかも、これまで胴が少し詰まった感じでしたが、全体的にめりはりが出てきたことで体を長く、大きく見せています。そしてレースにおいては、これまでさまざまな展開の中において、確実に上位に食い込んでおり、精神力&適応力の高さがうかがえます。この点が、ファンの入場が増える今回のダービーにおいては、逆転の可能性を秘めている気がします。
【ジオグリフ】
2走前から前走の変わり身が体に感じられ、それに伴い、精神的な面でも落ち着いていました。今回は前回ほどの変わり方とはいかないものの、好状態をキープしながら、後肢のボリューム感も増している印象。この距離においては良馬場の方がいいと思いますが、喉の問題やパワータイプなイメージから、当日、天候も馬場も少しウエットな感じの方がプラスに働く気もしています。
【イクイノックス】
皐月賞が久々ではありましたが、一頭、雰囲気が別格で、種牡馬となるために生まれてきたとさえ感じました。よって馬体的にすごく大きな変わり身は感じませんが、引き締まった印象。また馬体のつくりから、明らかに広いコース向きの体形。あとは、キャリアがまだ3戦の中でのスタンド前発走、当日のテンションだと思います。
【ジャスティンロック】
出走馬の中で、折り合い面などを考慮し、距離が延びることに一番不安が少ないのは?長い直線でこそ、良さが生きるのは?この2つの条件を考えたとき、この馬が当てはまりました。特に今年の3歳世代は、精神面という点でレース前にいつも以上にテンションが高くなる可能性が十二分に考えられます。そういった意味からも、性格的に前向きすぎないタイプの方がプラスに働く可能性を感じて、馬券の穴として挙げるなら、この馬です。
【オニャンコポン】
追い切りの動きにトップラインの連動性を感じましたし、皐月賞時から筋肉量がアップしている印象。また1度叩かれたことで精神面においてもガス抜きができていると思えます。枠順も良く、道中、インでジッと我慢して競馬が運べそうですし、鞍上は初のダービーとはなりますが、デビューからコンビを組んできた過程もあるため期待できると思います。
【総評】
今回の日本ダービーは、皐月賞上位組の着順が入れ替わる一戦となる気がしています。中でも大きな変わり身を見せたダノンベルーガの体&追い切りの動きに魅了される一方ですが、この馬とイクイノックスはキャリアが3戦。しかもダノンベルーガにおいては、急激な体の変化に心がどう出るか? 特に今年の出走馬は、コロナ禍でデビューをしてきた馬たち。入場者数が多くなり、いつもと違う雰囲気に加えスタンド前発走は、自分を見失い、レース前にレースを終えた状態となってしまう馬が出る可能性も。よって、パドックはもちろん、騎乗者が乗ってからのテンションの在り方が、いつも以上に重要だと思います。
■細江 純子(ほそえ・じゅんこ)1975(昭和50)年3月12日生まれ、47歳。愛知県出身。蒲郡東高を卒業後、JRA競馬学校騎手課程に入学。同期に福永祐一、和田竜二らがおり、「花の12期生」と呼ばれる。96年に牧原由貴子、田村真来とともにJRA初の女性騎手としてデビュー。JRA通算493戦14勝(他に海外2勝)。2001年6月に引退後、フジテレビ系「みんなのKEIBA」などに競馬解説者、リポーターとして出演。人気アニメ「ウマ娘 プリティーダービー」にも実名で登場している。
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