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今年の日本ダービーは大混戦の様相だ。これほど確たる軸馬が存在しないことは、私の騎手時代を振り返ってもなかったような気がする。仕掛けのタイミングひとつで、着順がガラッと変わってしまうだろう。
最も注目しているのはダノンベルーガだ。皐月賞は4着だったが、この馬の実力はあんなものではない。最内枠から馬場の悪いインコースを通らされたことが、最後のひと伸びを欠いた要因。2走前の共同通信杯はのちの皐月賞馬ジオグリフに完勝していて、2戦2勝の東京に替わるのは歓迎だろう。私が騎乗するとすれば、好位でじっと我慢して直線に懸けたい。
ポイントは成長力と良化度。皐月賞からダービーまでの2カ月弱で、どれだけ上向いているかが勝敗を大きく左右する。私がウイニングチケットでダービーを勝ったときは、皐月賞時のソエがなくなり、返し馬からすごく気持ちよさそうに走っていて「これなら!」と思ったものだ。ベルーガは皐月賞のときはまだ緩さを残しているように映った。そのあたりが解消していれば、戴冠に最も近い存在だろう。
対抗馬はドウデュースだ。皐月賞は目立つ末脚で3着。武豊の位置取りが後ろすぎた印象で、こちらも東京替わりは歓迎だが、やや切れすぎるだけに距離適性でベルーガにやや劣るような気がしている。
イクイノックスは長期休養明けの皐月賞で2着に入った。もうひと呼吸追い出しを我慢していればさらに際どかったはずだ。まだキャリア3戦で伸びしろはあるが、府中の長い直線での追い比べとなると前記2頭の方に分があるとみる。
ジオグリフは4番手。前走は福永祐一が外枠を生かして最高に上手に乗って勝った。距離が延びてさらにいいという印象は受けないが、実力には一目を置くべきだろう。
コロナ禍のダービーもはや3度目。今年は大観衆の前で開催することができる。ジョッキーにしてみれば、ファンが多い方が気持ちも高ぶってくるというもの。世間を明るくする、素晴らしいレースを期待したい。(JRA元騎手、調教師)
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