最新競馬ニュース

【乗り替わり勝負度チェック!】オークス2022 不振にあえぐナンバーワンジョッキーが誕生日を迎えて目を覚ます!


ウマニティ


 4,073  3  0

【乗り替わり勝負度チェック!】オークス2022 不振にあえぐナンバーワンジョッキーが誕生日を迎えて目を覚ます!



当企画のコンセプトにつきましては、コチラにてご確認ください。今週も“勝ち逃げ馬券師”新良武志氏に、注目の乗り替わりをピックアップしてもらいます。
※データは2018年以降の結果をもとに集計


編集部(以下、編) 東京の5週連続G1の第三弾、今週は牝馬クラシックの二冠目となるオークスが行われます。

新良(以下、新) 今年は全馬が初距離で、やってみないとわからない度合いが高く、予想しがいのある一戦になりました。

編 桜花賞が上位の着差がわずかの史上まれに見る大激戦で、オークスも確たる主役不在の様相を呈していますね。


新 正直言って難しい。でも、そのぶん当てたときは最高に気持ちいいと思いますので、勝利の美酒を味わえるように全力を尽くします。

編 よろしくお願いします。乗り替わりの選択肢は7頭となりましたが、新良さんはどの馬を一番手に推奨しますか?

新 川田将雅騎手からルメール騎手に乗り替わる⑱スターズオンアースです。

編 二冠のかかる桜花賞馬ですね。川田騎手がアートハウスのほうを選び、さらには大外枠に入ってしまいましたが、それでも狙っていけると?

新 はい。チャンスは十分にあると思いますし、できれば「大外枠」とか「川田に選ばれなかった」という声が大きくなってほしいです。配当妙味が生まれますから。

編 では、具体的な推奨根拠を教えていただけますか?

新 今年の牝馬のクラシック戦線は、騎手の並びから攻略のヒントが見えてきます。

編 それはどういうことでしょう?


新 まずは桜花賞を振り返ってみてください。ルメール、川田、福永の“3強”のうち、日本人2人は非ノーザンファーム生産馬に騎乗し、ルメール騎手はノーザンファームの馬ながらも12番人気と低評価のフォラブリューテに跨りました。

編 それが意味するのは、本来であれば3人ともノーザンファームの人気馬に乗ってもおかしくないのに、今年の牝馬クラシック戦線にはそういう馬がいない、ということを示していると……。

新 ご名答、まさにその通りです。皐月賞では3人とも5番人気以内のノーザンファームの馬に騎乗し、1、2、4着という結果でした。牡馬と牝馬では状況が全然違う。というか、今年の3歳は牝馬が不作中の不作なんです。

編 なるほど。そのように対比すると、とてもわかりやすいです。

新 話をオークスに戻しましょう。川田騎手が騎乗するのは非ノーザンのアートハウス。福永騎手はノーザンのエリカヴィータに騎乗するものの、伏兵評価の域を出ない。そして、ついにルメール騎手が非ノーザンの馬に騎乗することになりました。

編 つまり、混戦度合いは桜花賞と変わらないということですね。

新 むしろ、桜花賞以上かもしれません。ルメール騎手と関係の深い、国枝栄厩舎や木村哲也厩舎の馬も出走しているのに、そちらには乗らないわけですからね。本当に、なにが来ても不思議はないですよ。

編 ルメール騎手は政治的な付き合いよりも、勝利の可能性を優先して、スターズオンアースを選択したと考えられるわけですね。


新 そう考えていいでしょう。ノーザンファーム陣営を納得させるためにも、「結果を残さないとマズい」という意識を強く持っているはずです。

編 本気度が相当高いことが間違いないのはよくわかります。

新 東京芝2400mという舞台については、ルメール騎手は過去の実績が示す通りなんの問題もありませんし、スターズオンアースも血統的にこなせる下地はあります。なんやかんやで桜花賞馬が活躍するレースですしね。心配はいらないでしょう。

編 ひとつだけ、今年のルメール騎手が重賞で大不振という点が気がかりですが……。

新 それは確かにあります。でも、例年通りなら5月の東京開催で一気にギアを上げてくるジョッキーですし、20日の金曜日には誕生日を迎えましたので、ここらで反撃に転じる可能性はおおいにあるでしょう。

編 このまま終わるような騎手じゃないですからね。

新 はい。別人のようなプレーを見せて、我々の馬券的中にも貢献してほしいです。しっかり頑張ってもらいましょう!


★その他の注目乗り替わり★
東京8R ⑪キングサーガ菅原明良福永祐一
中京11R ⑤トーセンアラン岩田望来松山弘平
新潟12R ④ユキノフラッシュ幸英明菱田裕二



【プロフィール】
新良武志(しんら・たけし)
かつてはどこにでもいる競馬ファンの1人だったが、データベースソフト【TARGET】との出合いを経て、眠っていた馬券師としての素質が開花。騎手・種牡馬にウマニティU指数を組み合わせた独自のデータ活用術を考案し、常勝スタイルを確立させる。2015年秋にメディアデビュー。雑誌、WEBを中心に精力的に予想家活動を行っている。著書に『毎日コツコツ勝ち逃げリーマン馬券術』(ベストセラーズ)、『ジョッキー未来予測2019』(秀和システム)。
最新情報は『“新良式”データ馬券ブログ』で公開中。

このニュースへのコメント

コメントはありません。

関連競馬ニュース

新着競馬ニュース

人気競馬ニュース

会員登録(無料)でできること

レース情報

今週の注目レース

4月21日()
マイラーズC G2
フローラS G2
4月20日()
福島牝馬S G3

⇒今週の番組表へ

先週のレース結果

4月14日()
皐月賞 G1
アンタレスS G3
4月13日()
中山GJ G1
アーリントン G3

⇒先週の番組表へ

総賞金ランキング
JRA競走馬総賞金ランキング
4歳以上
1 ドウデュース 牡5
102,726万円
2 スターズオンアース 牝5
84,098万円
3 リバティアイランド 牝4
74,444万円
4 ディープボンド 牡7
67,569万円
5 ジャスティンパレス 牡5
65,388万円
6 シャフリヤール 牡6
59,685万円
7 タスティエーラ 牡4
57,005万円
8 ジャックドール 牡6
49,004万円
9 ソールオリエンス 牡4
48,668万円
10 ナムラクレア 牝5
47,685万円
» もっと見る

3歳
1 ジャスティンミラノ 牡3
27,482万円
2 ステレンボッシュ 牝3
21,547万円
3 ジャンタルマンタル 牡3
18,666万円
4 アスコリピチェーノ 牝3
16,854万円
5 コスモキュランダ 牡3
15,392万円
6 シンエンペラー 牡3
11,128万円
7 コラソンビート 牝3
9,942万円
8 エトヴプレ 牝3
9,644万円
9 スウィープフィート 牝3
9,386万円
10 レガレイラ 牝3
8,278万円
» もっと見る