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【血統アナリシス】平安S2022 昨年はスマートファルコン産駒がレコードV、芝実績のある種牡馬の産駒も活躍


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【血統アナリシス】平安S2022 昨年はスマートファルコン産駒がレコードV、芝実績のある種牡馬の産駒も活躍

ウマニティ重賞攻略チームが毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回は平安ステークス2022・血統予想をお届けします!


今年も京都競馬場整備工事に伴う開催日割の変更があり、昨年に引き続き平安Sは中京ダート1900mに舞台を移して行われる。その昨年はスマートファルコン産駒の2番人気オーヴェルニュが後続に6馬身差を付けて快勝しており、勝ちタイムも中京ダート1900mのコースレコードを更新する1分54秒7を記録していた。

下級条件も含めた種牡馬成績をみてみると、中京ダート1900mではキングカメハメハが最多となる16勝を挙げており、これに11勝のハーツクライ、9勝のマンハッタンカフェが続く。生粋のダート血統よりは芝もこなせそうなタイプが狙い目といえ、昨年はオルフェーヴル産駒の3番人気マルシュロレーヌが3着、10番人気のアルドーレが4着と人気不問で上位を賑わせていたことも気に留めておきたい。

オーヴェルニュは、父スマートファルコン×母ギュイエンヌ(母の父タニノギムレット)。昨年は58kgの斤量を背負いながら圧巻のパフォーマンスを披露。中京競馬場は東海Sでも21年1着、22年2着とリピート好走するなど相性のよさが際立つ。本馬は全8勝のうち5勝が稍重~不良の道悪巧者でもあり、同条件であれば中京競馬場では3戦3勝と底を見せていない。今年は1kg軽い57kg、ひと叩きされた臨戦過程も連覇に向けて抜かりはないか。


テーオーケインズは、父シニスターミニスター×母マキシムカフェ(母の父マンハッタンカフェ)。昨年はアンタレスSで重賞初制覇を飾ると、帝王賞チャンピオンズカップとG1やJpn1のタイトルも次々と手中に収め、まさに大躍進を遂げた一年だった。今年緒戦のサウジカップこそ凡走しているが、59kgの斤量が示すとおりに実績面では頭ひとつ抜けた存在で、ここは胸を貸す立場だろう。母の父が種牡馬として結果を残していることも興味深い。

スワーヴアラミスは、父ハーツクライ×母ベイトゥベイ(母の父Sligo Bay)。父は中京ダート1900mで2位の勝利数を記録するが、本馬自身も昨年の平安Sでは11番人気5着、3着馬とは0秒2差で入線していた。2走前の東海Sでは以前とは違う戦法で勝利しており、7歳にして違った一面を見せるあたりに成長力のある父の影響が垣間見える。気候が温かくなるにつれて調子を上げていく節があるため、コース実績含め、軽視できない存在だろう。


【血統予想からの注目馬】
オーヴェルニュ ④テーオーケインズ ⑧スワーヴアラミス

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