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【天皇賞・春】松岡ファンロンで2009年キッツの波乱劇再び


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【天皇賞・春】松岡ファンロンで2009年キッツの波乱劇再び

松岡正海騎手(37)=美・フリー=がマイネルファンロンとのコンビで自身2度目の天皇賞・春制覇に挑む。2009年は同じ勝負服のマイネルキッツで12番人気の低評価を覆してのV。今回も人気はなさそうだが、前走のAJCCでは11番人気で2着に食い込んでおり、人気薄のときこそ怖い人馬が春の嵐を巻き起こしそうだ。

 ◇

13年前の再現だ! 2009年の天皇賞・春を12番人気のマイネルキッツで制した松岡騎手が、虎視眈々と盾取りを狙っている。

今回、コンビを組むのはキッツと同じ勝負服のマイネルファンロン。3走前の福島記念からコンビを組んでいる。前走のAJCCでは11番人気ながら2着の激走に導いており、すでに手の内に入れていると言っていい。追い切りには騎乗していないが、「掛かるところがあるから、馬自体にそういうイメージがつかないように、あえて乗らないようにした。厩舎がうまく仕上げてくれるからね」と信頼関係を築いている。


ただ、ファンロンにとって3200メートルは未知の世界。「キッツは折り合いに自信があった。今回は試すような感じで、自分の競馬をして、2周目の3コーナーくらいで手応えが良ければおのずと結果がついてくる」と見据えている。

前走しかり、ファンロンは昨年の新潟記念を12番人気で制すなど、波乱をたびたび演じている。同じくジョッキーも今年の中山牝馬Sを15番人気のクリノプレミアムで勝利。ファンロンは久々のGⅠ挑戦になるが、「前に行く馬たちがいて、レースを引っ張ってくれそうだし、展開利が見込める。渋った馬場もOK」と鞍上は色気を持っている。波乱を呼ぶもの同士のタッグに、なにか起こしてくれるような予感しかない。

幼少期からの大ファンというプロ野球の横浜DeNAベイスターズは昨季、最下位に終わり、今年は〝横浜反撃〟というスローガンを掲げて奮闘中。昨冬に休養から復帰した松岡騎手も強豪相手に挑んでいく立場。〝松岡反撃〟に注目だ。(三浦凪沙)

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