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【大阪杯 BLOOD】ロベルト系らしく叩いて叩いて成長ジャックドール


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【大阪杯 BLOOD】ロベルト系らしく叩いて叩いて成長ジャックドール

さて楽しみなGⅠを迎えた。言うまでもなく、昨年の年度代表馬VS5連勝中の上がり馬だ。両者ともいいデキにあると聞くが、血統的なものを加味して当欄ではジャックドールを本命としてみた。

モーリス産駒の代表馬たる1頭になりつつある本馬。モーリス自身が4歳から4連勝で安田記念を制した成長曲線に良く似ている。そして遡ればロベルト系。叩いて強くなる〝らしさ〟が存分に出ている。レースぶりもSS系の、特にディープインパクトのような切れとは対極にある持続力を武器としたスピードはロベルト系の特長。自身でレースを作って、さらに突き放せる脚は急坂の阪神では強みだ。近年のGⅠはフレッシュな状態にある馬を狙うのがトレンドだろうが、ロベルト系らしく叩いて叩いてのGⅠ制覇を見たい。

相手は当然エフフォーリア。こちらも絶好調のようで、昨秋のレースぶりはまさに無双状態。ダービーで唯一ハナ差で敗戦した相手シャフリヤールが海外GⅠ制覇をしたとあらば、当然負けてはいられないところ。◎を射程に入れたレースをするだろうし、これまでの強さからすればあっさりかわしての優勝というのも大いに有り得る。ただエピファネイア産駒の成長曲線はどうか。牝馬3冠のデアリングタクトが休養中のうえ、まだ世代数が少ないので結論づけるのは早計だが、古馬になって重賞を勝ったのは、4歳1月のAJCCを勝ったアリストテレスのみ。そのアリストテレスとてその後は苦戦している。父自身も4歳のJCを勝ったとはいえ、それ以外のレースは古馬になって苦戦したし、シーザリオ一族は総じて早い時期に引退している。まあ杞憂に終わるぐらい強いかもしれないのだが。

3番手はキングオブコージ。この馬も調子はいいようだ。こちらはロードカナロア産駒で、距離がもつタイプは割と特異なほうだが、休養期間も長いし、ロードカナロア自身も真価を発揮したのは古馬になってから。成長力に長けた短距離馬だったので心配ない。父同様、軌道に乗れば連勝もあり得るタイプだ。


4番手がヒシイグアスハーツクライ産駒でこちらも成長力には定評がある。昨秋の天皇賞ではエフフォーリアに完敗しているが、東京での切れ負けはこの舞台では心配するに値しない。一発を狙える血でもあり、侮れない1頭だ。

一騎打ち、三つ巴、四強。そのいずれの構図になるのかワクワクする。他の馬にも印を回したが、何らかの予測不能なことが起きた場合の押さえ。基本はこの4頭の競馬とみる。(夕刊フジ)

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