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【血統アナリシス】チューリップ賞2022 昨年はDanzigの血を引く馬が上位を独占、ディープインパクト直系の好走も続く

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【血統アナリシス】チューリップ賞2022 昨年はDanzigの血を引く馬が上位を独占、ディープインパクト直系の好走も続く

ウマニティ重賞攻略チームが毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回はチューリップ賞2022・血統予想をお届けします!


昨年はミッキーアイル産駒の1番人気メイケイエールとKingman産駒の3番人気エリザベスタワーの同着勝利となっていたが、2頭は父系と母系の両方でDanzigの血脈を持っていた。また、どちらもNureyev、その甥にあたるSadler's Wellsなど、Northern Dancer系×Special系の種牡馬を抱えていることも興味深く、3着ストゥーティもDanzigとSadler's Wellsを併せ持っていたことは念頭に置きたい。

ほか、ディープインパクトの直系も、19年ダノンファンタジー(父ディープインパクト)、20年マルターズディオサ(父キズナ)、21年メイケイエール(父ミッキーアイル)と3連覇中の勢いがあり、17年を除けば11~19年までも毎年1頭以上のディープインパクト産駒が3着以内に好走していた。

ナミュールは、父ハービンジャー×母サンブルエミューズ(母の父ダイワメジャー)。マルシュロレーヌの姪にあたる血統で、3代母キョウエイマーチは97年桜花賞など重賞5勝。父は昨年の勝ち馬メイケイエールの母の父でもあり、Danzigの直系であることも強調しやすい。前走阪神JFは1番人気にこそ応えられなかったが、大きく出遅れ、内の荒れた馬場を走る不利があったなかでの4着。今回は試金石の一戦として改めて見直してみたい。


オーソレミオは、父ディープインパクト×母レディオブキャメロット(母の父Montjeu)。母の父はSadler's Wellsの直仔となるが、同系統は16年シンハライト、21年エリザベスタワーと2頭の勝ち馬を出しており、本馬は前者とは父ディープインパクトも共通する。新馬ではウォーターナビレラと0秒4差。Aviance、Best in Showへと遡る筋の通った牝系も侮れず、スッと好位に取り付ける競馬センスのよさは重賞でも武器となるだろう。

サウンドビバーチェは、父ドゥラメンテ×母スクービドゥー(母の父Johan Cruyff)。母がデインヒルの直系であることは、15年ココロノアイ、21年メイケイエールと共通しており、前者は重、後者は稍重の馬場状態で勝利していたことを考えると、重馬場で未勝利を勝ち上がった本馬の戦歴にも気を配りたい。また、09年ブエナビスタ、17年ソウルスターリング、過去2頭の勝ち馬と同じルーツを持つドイツの名牝系の出身であることも評価に値する。


【血統予想からの注目馬】
ナミュール ⑮オーソレミオ ⑧サウンドビバーチェ


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