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【血統アナリシス】オーシャンS2022 1分7秒台の決着で活きるMr. Prospector系のスピード

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【血統アナリシス】オーシャンS2022 1分7秒台の決着で活きるMr. Prospector系のスピード

ウマニティ重賞攻略チームが毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回は夕刊フジ賞オーシャンS2022・血統予想をお届けします!


昨年はディープインパクト産駒の11番人気コントラチェックが、ロードカナロア産駒の1番人気カレンモエをゴール寸前で捉えるハナ差の接戦。コントラチェックは1200mという距離自体も初勝利となったが、馬場状態は稍重、勝ちタイムは1分8秒4と少し時計を要したことも勝因に挙げられるだろう。

一方で、1分7秒台で決着したときの勝ち馬は、16年エイシンブルズアイ(父Belgravia)、19年モズスーパーフレア(父Speightstown)、20年ダノンスマッシュ(父ロードカナロア)、いずれもMr. Prospectorの直系かつSecretariat(または全姉Syrian Sea)の血脈を複数持つことで共通していた。時計の出方によっても重視すべき血統が変わる点には注意したい。

ファストフォースは、父ロードカナロア×母ラッシュライフ(母の父サクラバクシンオー)。父は産駒初出走となった一昨年から、20年1着ダノンスマッシュ、21年2着カレンモエと2年連続で勝ち負けとなる馬を出しているが、母の父も昨年はビアンフェが3着と好走するほか、ハクサンムーンがリピーターとして活躍。本馬は芝1200mにおける現在のJRAレコードを保持するように、やはり時計勝負になったときにこそ真価を発揮するタイプだろう。


デトロイトテソーロは、父Speightstown×母Bella Traviata(母の父Indian Charlie)。父は19年の勝ち馬モズスーパーフレアを出しているが、種牡馬としての勝ち鞍も芝では1200m以下に集まるように、その類稀なるスピードが産駒にもよく伝わっている。本馬も1200mで逃げたときには大崩れしたことがなく、朱鷺Sでの13着大敗は鼻出血とあれば致し方ない部分だろう。重賞でも持ち前のスピードを存分に活かせれば侮れない存在になりそうだ。

ビアンフェは、父キズナ×母ルシュクル(母の父サクラバクシンオー)。昨年の勝ち馬と同じディープインパクトの直系で、父系に持つStorm Catを介してSecretariatの血を引く。母は芝1200mで3勝の実績を持つが、本馬も全4勝が芝1200m、いずれも逃げ切り勝ちと母系由来のスピードが垣間見えており、昨年のオーシャンSでも去勢明け緒戦ながら逃げて3着と健闘していた。リピート好走も目立つレースなので、今年も相応の評価をしたい。


【血統予想からの注目馬】
ファストフォース ⑨デトロイトテソーロ ⑭ビアンフェ

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