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前哨戦の根岸Sを制したテイエムサウスダンを管理する飯田雄三調教師(68)=栗=は、開業22年目で初めてのGI勝利を狙う。今の充実ぶりなら、好走実績がない1600メートルでも好勝負が可能だ。
--ステップレースの根岸Sを快勝。勝てば自身にとって開業22年目でのGI初勝利となる
「昨年は交流重賞で頑張り、中央でも前哨戦の重賞を勝ってくれてGIにこられたのは、うれしく思っています」
--最終追い切りについて
「しっかりと調教をやれているのは、いい状態ということです。今朝もいつもの感じでした。岩田康騎手も『状態はいい』といっていましたよ。中間もいい状態できていますし、1週前追いを含めてジョッキーに任せています」
--前走を振り返って
「本当に状態が良かったです。東京は直線が長いコースで(道中は)ためて行きましたが、感じが良かったですし、差し切ってくれましたね。若いときは先行する競馬をしていましたが、今は馬群でためて控える競馬ができるようになっています」
--近走のレースぶりから、充実ぶりが伝わってくる
「4、5歳で順調に成長してくれました。若いときは体質が弱かったですが、今はレース後のダメージがなくなっていますね」
--岩田康騎手とのコンビで5戦4勝の好成績を収めている
「相性がいいですね。ズブいところがあるので、ジョッキーと手が合うのではないでしょうか」
--今回はさらに1ハロン延長して、1600メートル戦になる。見通しを
「距離はポイントになりますが、今の状態なら心配していません。厩舎の雰囲気も上がっているので。一流との対戦ですが、状態はいいですし、どこまで戦えるか楽しみにしています」
★坂路で好反応 ラスト11秒9
余力を残して納得の伸び。テイエムサウスダンは主戦の岩田康騎手を背に、栗東坂路で4ハロン52秒0-11秒9をマークした。小気味のいいフットワークで急勾配を登坂。ラストの反応は俊敏だった。大一番に向けて仕上がりは文句なし。持てる能力を十分に発揮できる態勢が整っている。飯田雄調教師は「今の状態の良さなら」と力を込めた。
★ フェブラリーSの特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載
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