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【血統アナリシス】京都牝馬S2022 昨年はロードカナロア産駒が逃げ切り勝ち


ウマニティ


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【血統アナリシス】京都牝馬S2022 昨年はロードカナロア産駒が逃げ切り勝ち

ウマニティ重賞攻略チームが毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回は京都牝馬ステークス2022・血統予想をお届けします!


今年も京都競馬場整備工事に伴う開催日割の変更があり、昨年に引き続き京都牝馬Sは阪神芝1400m・内に舞台を移して施行される。昨年は4頭出走していたロードカナロア産駒のうちの2頭が1・3着となり、勝ったイベリスは3番人気、3着のブランノワールは9番人気と配当妙味を兼ね備えた好走でもあった。

なお、当該コースでは2006~2015年まで阪神牝馬Sが古馬混合の牝馬限定重賞として施行されており、07・09年と隔年で勝利したジョリーダンス、姉妹制覇を達成した13年サウンドオブハートと15年カフェブリリアントなどの好走例を鑑みると、NijinskyやWoodman、Danzigといった血脈も強調しやすい。

ドナウデルタは、父ロードカナロア×母ドナウブルー(母の父ディープインパクト)。ジェンティルドンナの姪にあたる血統で、母は芝1600mで施行された12年京都牝馬Sなど重賞2勝。父は昨年の勝ち馬イベリスを出しており、本馬は母系5代以内にAlydarの血脈を持つ点でも共通する。全6勝のうち5勝が1400m、阪神競馬場も「2-1-1-1」と相性の良さが際立つ舞台。大敗から巻き返した実績もあるだけに、前走11着でも軽視はできない。


アスタールビーは、父ロードカナロア×母キリエ(母の父ブライアンズタイム)。近親にユーキャンスマイルルビーカサブランカ、それらの母ムードインディゴがいる血統。昨年の1・3着馬を出した父の産駒となるが、本馬は父譲りのスピードが最大の武器。今回は200mの距離延長が課題となるものの、近走は逃げのかたちが板についてきているだけに、すんなりとハナを奪える展開になれば、逃げ切り勝ちしたイベリスの再現があるかもしれない。

ギルデッドミラーは、父オルフェーヴル×母タイタンクイーン(母の父Tiznow)。レネーズタイタンやFashion Alert、ストロングタイタンの半妹で、近親にマイニングがいる血統。本馬はWoodmanと相似なSeeking the Goldほか、Danzigの血脈を持つことを評価しやすい。重賞7戦のうち5戦が勝ち馬から0秒3差で、昨年の京都牝馬Sでも2着と好走。また、稍重~重では「1-2-1-1」、折り合いに課題を残すことから道悪もプラスに働くようだ。


【血統予想からの注目馬】
ドナウデルタ ⑥アスタールビー ⑪ギルデッドミラー

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