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【ズバリ!調教診断(最終版)】フェブラリーS2022 僅差でレッドルゼルをトップ評価!

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【ズバリ!調教診断(最終版)】フェブラリーS2022 僅差でレッドルゼルをトップ評価!

ウマニティ重賞攻略チームが、毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回はフェブラリーステークス・調教予想(最終版)をお届けします!


日曜日に行われるフェブラリーステークスの出走馬の追い切りについて、1頭ずつ考察していきます。予想の際にお役立てください。

※評価は上からA~D、F(判定不能)の5段階

テオレーマ【B】
栗東坂路併走。小気味よいキビキビとしたフットワークで登坂。ピッチ走法のため、四肢の可動域こそ狭く映るが、体幹の強さを思わせるブレの少ないフォームはなかなかのもの。鞍上の合図に対する反応も悪くない。牡馬トップ級との力関係はさておき、自身のデキは良さそうだ。


ダイワキャグニー【C】
美浦南B単走。多少気難しい面を見せるも、前肢のさばきは素軽く、かき込みも鋭い。その反面、後肢のトビが低く遅れ気味に映る。力を要するダートで、一線級を相手に押し切れるだけの脚力があるかといえば微妙な線。軽い馬場で気分を損ねず運ぶことができれば、という条件付きの狙いとなろう。

インティ【B】
栗東坂路単走。左手前を多用するあたりは変わらないが、低い姿勢を保ち、馬場をしっかり掴んで登れている点は好感。四肢の可動域こそ狭く映るものの、そもそもピッチ走法型なので深刻に捉える必要はない。この馬なりに順調だろう。

アルクトス【B】
美浦坂路併走。重い馬場も影響してか、ラストの鋭さを若干欠いたものの、脚さばき自体はスムーズ。この馬の特徴である大きな完歩は健在だし、前後のバランスもとれている。鞍上の合図に対する反応も悪くなかった。及第点の仕上がりではないか。

レッドルゼル【A】
栗東坂路単走。前駆の発達が著しく力強い走り。そのぶん後肢が若干緩く映るも、送り出しにさほどの淀みは見られず、振り幅もそれなりに広い。まっすぐ前を向いて登れているし、気合乗りも適度。軸のブレがほとんどなく、脚元の弾力性も高い。上々の仕上がりだろう。

カフェファラオ【B】
美浦南W併走。掛かりそうな雰囲気を出しているあたりは気になるところ。一方、完歩の大きい弾力性のある走りは健在。下半身の動きだけなら十分合格点のレベルにある。ようは実戦に行っての折り合いひとつ。ジョッキーの手腕に委ねるほかない。

タイムフライヤー【B】
栗東坂路併走。前肢を上から馬場に叩きつけるような力強い走りは見映えが良く、課題である手前の切り替えもスムーズにこなしている。結果が出てない近走から、アテにならない部分があるのは確かだが、少なくとも前回の中間時より雰囲気はいい。

サンライズノヴァ【C】
栗東坂路併走。序盤から速いラップを刻んだため、ラストの脚いろこそ鈍ったが、最後まで集中力を保ちフォームも乱れなかった。その一方で、若い頃に比べると四肢のさばきが重く映る。良くも悪くも、チャンピオンズカップ当時と似たような状態。その点を鑑みると、勝ち負けまではどうか。

サンライズホープ【B】
栗東CW併走。さほどのキレは感じないものの、大トビでダイナミックなフォーム。首の振りもリズム良く、全体的に体を柔らかく使えている。走法から大箱の東京コースは歓迎のクチだろう。状態は悪くないので、あとはマイルのスピード決着に対応できるか否か。それが焦点となる。


スワーヴアラミス【B】
栗東坂路単走。気合をつけつつの登坂。後肢が少し甘い走りではあるが、脚元の動きは力強く、重心も低い位置を維持している。ズブいぶん、上がりの速い競馬になった際の不安は残るものの、デキ自体は決して悪くない。消耗戦の体力比べになれば、ここでも台頭の余地はある。

ソダシ【B】
栗東坂路単走。前肢の使い方を見る限り、まだ芝馬という感じ。それでも、前回の最終追い切りに比べると身のこなしは柔らかく、四肢のさばきも滑らかになった。ダートでの底力を問われるパサパサの馬場だと厳しいかもしれないが、速力と軽さを求められる馬場ならチャンスがあるかもしれない。

ミューチャリー【B】
船橋ダ併走。以前は前駆主導の走りだったが、今は後肢に力がついてバランスが随分と良くなった。そのため、少々頭が高くても推進力を損ねていない。状態は良さそうだ。左手前を好む馬ゆえに、過去2年の当レースの成績は今ひとつも、右手前を有効に使えるようなら、上位争いに割って入る場面もあり得る。

ソリストサンダー【B】
栗東坂路単走。序盤は気負う面を見せたものの、落ち着きを取り戻したあとの動きはスムーズ。一歩一歩が力強く、キビキビと走れていた。前回の中間時よりラストの鋭さが増している点も好感。操縦性の難しさを多少感じるが、ひと叩きした効果は窺える。

ケイティブレイブ【B】
美浦南W併走。体高を活かした大きな走り。前肢と後肢のバランスが良く、手前の切り替えもスムーズ。気負いがちの割に、併せた際の競る姿勢が薄い点は気になるも、動き自体に年齢的な衰えはさほど感じない。体調面での不安はなさそうだ。

テイエムサウスダン【A】
栗東坂路単走。右にモタれ気味なのは前回の最終追い切り同様。それ以上に力強い四肢のさばきと、前肢を大きく使った迫力満点の動きが目を引く。気勢は高いが燃えすぎということはなく、集中力も抜群。鞍上も上手に制御できている。まさに充実一途かも。

エアスピネル【B】
栗東坂路併走。やや頭の位置が高く、競る気配が薄く映るものの、最近は助手が乗るといつもこんな感じ。騎手騎乗の1週前追い切りでは好反応を示していたので、差引ゼロといったところか。動きに硬さはなく、フォームのブレも少ない。万全ではないだろうが、そこそこの線まで仕上がっている。


【調教予想からの注目馬】
A判定は2頭。トップは⑤レッドルゼルとする。俊敏な反応、弾力性の高いフットワークは目を引くものがあった。ひと追いごとの良化が顕著で、ほぼ態勢は整った印象を受ける。


テイエムサウスダンも差はない。中2週の間隔ながら、11日と16日に栗東坂路でラスト1ハロン11秒台の好ラップをマーク。その動きも上質だった。デキに不足はなく、あとは本番で力まず運べるか否か。その1点に尽きよう。

<注目馬>
レッドルゼル ⑮テイエムサウスダン

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