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29日のクロッカスS(東京、リステッド、芝1400メートル)に出走予定のフリートオブフット(美浦・奥村武厩舎、牝3歳、父キンシャサノキセキ)は母が短距離重賞5勝を挙げ、サマースプリントシリーズの初代王者にも輝いたシーイズトウショウという良血馬。新馬戦3着、未勝利戦1着後の前走カンナSは8着に終わったが、直線で前が壁になって最後まで全く追えなかっただけに参考外だ。巻き返しがあっていい。
奥村武調教師は「前回は前も横も完全に塞がれて何もできなかったので仕方がないですね。ただ、馬は一戦ごとに良化する一方で、4カ月ぶりの今回もずいぶん馬が良くなって帰ってきましたね。体重は10キロくらい増えていますし、きゃしゃだったデビュー当時と比べて、だいぶ筋肉がついてきました。1200メートルしか経験がないけど、テン(序盤)にモタモタするところがあるから1400メートルに延びるのは問題ないでしょう。マイルまではもつと思っています。例年よりもメンバーは強い印象ですが、好勝負できていい馬ですよ。武史(横山武史騎手)もこの馬のことを高く評価してくれていますから」と大きな期待を寄せる。
★クロッカスSの特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載
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