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★ダート戦リーディングサイヤーのへニーヒューズ産駒&好成績を挙げるマル外に注目/根岸S
種牡馬へニーヒューズは2020年、2021年と2年連続でJRAダート戦でのリーディングサイヤーとなっている。特に2021年は2位ロードカナロアに勝利回数で43、獲得賞金で約6億8700万円と大きな差をつけてリーディングサイヤーの座に就いた。ヘニーヒューズ産駒は、30日に実施される根岸S(GIII)にはタガノビューティー(牡5歳、栗東・西園正都厩舎)、レピアーウィット(牡7歳、美浦・堀宣行厩舎)が出走する予定だが、今年初のJRA重賞制覇を遂げることができるかどうか(※同産駒はゲンパチフォルツァ(牡4歳、美浦・堀井雅広厩舎)、スマッシングハーツ(牡6歳、栗東・新谷功一厩舎)、フルデプスリーダー(牡5歳、美浦・斎藤誠厩舎)も登録しているが、1月24日現在、根岸S(フルゲート16頭)の出走馬決定順で、いずれも20番目以降となっている)。
また、根岸Sでは外国産馬が14勝を挙げており、グレード制を導入した1984年以降でマル外が最も多く勝っているJRA重賞だ。今年の根岸Sにはエアアルマス(牡7歳、栗東・池添学厩舎)、オーロラテソーロ(牡5歳、美浦・畠山吉宏厩舎)、ジャスパープリンス(牡7歳、栗東・森秀行厩舎)が登録しているが、今年のマル外3頭は好走することができるかどうか。
★デビュー7年目でJRA重賞初制覇なるか ジャンタルムに騎乗予定の荻野極騎手/シルクロードS
シルクロードS(GIII)でジャンダルム(牡7歳、栗東・池江泰寿厩舎)に騎乗予定の荻野極騎手には、JRA重賞初制覇がかかる。2016年初騎乗の同騎手は、今年がデビュー7年目となり、菊沢一樹騎手、木幡巧也騎手、坂井瑠星騎手、藤田菜七子騎手、森裕太朗騎手と同期にあたる。ジャンダルムと荻野極騎手のコンビは4戦2勝という成績で、今回は4戦ぶりのコンビ復活となるが、荻野極騎手は58回目のJRA重賞挑戦で初勝利を挙げることができるかどうか。なお、ジャンダルムは昨年のスプリンターズS(GI)11着以来約4カ月ぶりの出走となり、トップハンデタイの57・5キロを背負う。
★今年のJRA重賞は1番人気馬が未勝利 ベテランジョッキーの活躍にも注目
今年のJRA重賞は1月5日の中山金杯(GIII)、京都金杯(GIII)から始まり、先週の東海S(GII)、アメリカJCC(GII)まで9レースが実施されたが、1番人気馬は未勝利に終わっている。今週実施されるシルクロードS(GIII)は過去10年で1番人気馬が2勝、根岸S(GIII)は過去10年で1番人気馬が4勝となっているが、JRA重賞で今年初の1番人気馬による勝利が見られるだろうか。
また、今年のJRA重賞ではベテランジョッキーの活躍が目立っており、37年目の横山典弘騎手(53歳)がシンザン記念(GIII)、アメリカJCC、36年目の武豊騎手(52歳)が愛知杯(GIII)、26年目の松田大作騎手(43歳)が東海Sを制している。なお、横山典弘騎手はシルクロードSでマイスタイル(牡8歳、栗東・昆貢厩舎)に騎乗する予定となっており、同レースを勝てば、2010年5月以来のJRA重賞月間3勝となる。
★根岸Sの特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載★シルクロードSの特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載
★【根岸S】レース展望★【シルクロードS】レース展望
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