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【血統アナリシス】東海S2022 昨年はフジキセキの血を引く馬のワンツー決着


ウマニティ


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【血統アナリシス】東海S2022 昨年はフジキセキの血を引く馬のワンツー決着

ウマニティ重賞攻略チームが毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回は東海テレビ杯東海ステークス2022・血統予想をお届けします!


不良馬場として行われた昨年はスマートファルコン産駒の2番人気オーヴェルニュが勝ち、リステッドを2連勝してきた勢いそのままに重賞初挑戦で初勝利を飾ってみせた。なお、昨年はオーヴェルニュアナザートゥルースフジキセキの血を引く馬のワンツー決着となっていたが、過去にも17年メイショウウタゲ(母の父フジキセキ)が10番人気3着と二桁人気で馬券に絡むほか、14年にはフジキセキの近親にあたるニホンピロアワーズが1番人気に応えて勝利している。

また、Chief’s Crownを筆頭に、Storm Catなど、Secretariatの血を引く馬も評価しやすく、16年にはアグネスデジタル産駒のアスカノロマンモンドクラッセで1・2着となるほか、ディープスカイ産駒のモルトベーネは17年が12番人気、18年が6番人気と人気薄ながら2年連続で3着以内に好走してみせた。

オーヴェルニュは、父スマートファルコン×母ギュイエンヌ(母の父タニノギムレット)。本馬は昨年の勝ち馬となるが、中京競馬場は4戦3勝と相性のよさが際立つ。型に嵌ったときに無類の強さを披露する様は父の現役時代ともよく似ており、本馬もハイペースな流れを正攻法の競馬で押し切れる強みがある。近走は揉まれてスムーズな立ち回りができていないものの、前走も視界が開けてからの伸び脚は目立っていた。改めて得意舞台で見直したい。


サンライズホープは、父マジェスティックウォリアー×母オーパスクイーン(母の父スペシャルウィーク)。父はSecretariatの血脈を2本持つ種牡馬となるが、中京ダート1800mでは好走率・回収率ともに優秀な成績を収めている。本馬自身は中京競馬場で2勝を挙げており、代替開催された21年シリウスSで重賞初制覇も達成。G1初挑戦となった前走も先行できるスピードを見せていたが、さすがに過去最高となる馬体重では動ききれなかった。今回はひと叩きされた上積みも見込めるだろう。

デュードヴァンは、父デクラレーションオブウォー×母ジェラスキャット(母の父Tapit)。本馬は近親にCat Thief、4代母にTrack RobberyとアメリカのダートG1で顕著な活躍を見せたファミリーの出身。DanzigとStorm Catの血を併せ持つ血統構成を強調しやすく、昨年も外々をまわす大味な競馬で4着(2着とは0秒1差)まで追い込んだ末脚には目を見張るものがあった。近走は以前ほど追い込み一辺倒の競馬でもないだけに、転厩と相まって違った姿を見せられるか注目したい。


【血統予想からの注目馬】
オーヴェルニュ ⑮サンライズホープ ④デュードヴァン

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