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アメリカジョッキークラブCの追い切りが19日、東西トレセンで行われた。美浦では、昨年の菊花賞2着馬オーソクレースが坂路で併せ馬。調教駆けしないタイプながら、パートナーに食らいついて好調をアピールした。ハイレベル4歳世代でもポテンシャルの高さは屈指。ここで重賞初制覇を果たして、飛躍につなげたいところだ。
“初めて尽くし”のチャレンジだ。今年初戦で重賞初制覇を狙うオーソクレースが、デビュー以来初めてレース当週の追い切りを美浦坂路で敢行。併走パートナーの馬上から動きを見届けた久保田調教師は、満足げな笑みで切り出した。
「坂路だと気持ちが乗るし、調教で動く馬と併せて集中させたかった。最後にしっかりと頭を出してくれたし、思った通りの走りっぷりでした」
先週13日のWコース追いでは前の馬に併せてから気を抜いたため、場所を変えて刺激を与えた。イルーシヴパンサー(OP)を2馬身追走し、馬なりで4ハロン53秒5-12秒4をマーク。最後の1ハロンは3連勝中のスピード馬とびっしり馬体を併せ、攻め駆けしないタイプとしては上々の動きだった。
2歳8月のデビューから、キャリアはわずか5戦。ルメール騎手が「集中、集中。もう幼稚園じゃないんだから」と苦笑するように心身ともまだ伸びしろを残す現状だ。それでもホープフルS、菊花賞とGIで2度の2着。年度代表馬エフフォーリアを筆頭に粒ぞろいの明け4歳世代でも、能力はトップクラスだ。
前走の菊花賞は大外枠で苦しい競馬を強いられながら、横一線の2着争いからグイッと抜け出した。その姿は指揮官に母マリアライトを思い出させた。「決して派手ではないけど、ゴール前でしぶとく競り合いに強い。重なるところはありますね」。母は4歳時にエリザベス女王杯を制覇。息子もさらなる飛躍を果たす一年となるはずだ。
AJCCは1984年のグレード制導入後、前年の菊花賞2着馬が【3・0・2・0】の好成績を残すGII。昨年は同じエピファネイア産駒のアリストテレスがVを飾っている。今後を占ううえでも、大きな意味を持つ始動戦となる。
「秋に経験(セントライト記念3着)している舞台だし、直線に坂のあるコースはいい条件。(今後は)いろんな選択肢があるけど、まずはこのレースの結果が全て。どこまで上っていけるか楽しみです」
トレーナーはグッと表情を引き締め、言葉に力を込めた。初のタイトルを飾り、再びGIのひのき舞台へ。オーソクレースにとって、勝負の2022年が始まる。 (漆山貴禎)
★AJCCの特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載
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