中央競馬ニュース

【血統アナリシス】京成杯2022 2度の急坂越えで活きるデインヒルやRobertoのパワー

 0   6   2,148
シェアする  x facebook LINEで送る
【血統アナリシス】京成杯2022 2度の急坂越えで活きるデインヒルやRobertoのパワー

ウマニティ重賞攻略チームが毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回は京成杯2022・血統予想をお届けします!


昨年はハーツクライ産駒の1番人気グラティアスが人気に応えて勝利していたが、3着にはモーリス産駒の6番人気テンバガーが入線するヒモ荒れの結果となっていた。中山芝2000mは急坂を2回も上らなければならないため、デインヒルやRobertoのパワーが活きやすく、昨年の1・3着馬もこれに該当する。

ほか、ノーザンテーストの血を引く馬も存在感を示しており、その筆頭となるのがステイゴールド。直仔の勝利は11年フェイトフルウォーに限られるが、09年2着ナカヤマフェスタ、13年3着ケイアイチョウサン、17年3着マイネススフェーンが馬券圏内に好走している。また、13年フェイムゲーム、15年ベルーフステイゴールドの近親も勝ち馬として名を連ねるため、牝祖ダイナサツシユ(父ノーザンテースト)の血脈が有力ともいえるだろう。

アライバルは、父ハービンジャー×母クルミナル(母の父ディープインパクト)。ピオネロの甥、ククナの半弟にあたる血統で、母は15年に桜花賞で2着、優駿牝馬オークス)で3着の実績を持つ。父はデインヒル直系の種牡馬となり、15年ベルーフ、16年プロフェットと2頭の勝ち馬を出す相性の良さを示している。近親の実績からも早期重賞戦線で活躍できる下地はあり、前走のレースぶりや血統背景を鑑みると距離延長も歓迎だろう。


ヴェローナシチーは、父エピファネイア×母アモーレエテルノ(母の父ゼンノロブロイ)。父はRoberto直系の種牡馬となり、20年にはスカイグルーヴが牝馬ながら2着と好走した実績を持つ。なお、その20年京成杯は勝ち馬クリスタルブラック含め、Kris S.(=エピファネイアの父系祖父)の血を引く馬のワンツー決着でもあった。本馬は2代母の父がクロフネとなるため、父系と母系からRobertoの血を引くことも興味深い。

ロジハービンは、父ハービンジャー×母ファーストチェア(母の父ジャングルポケット)。ヴァフラームの全弟にあたり、母の従弟にはエフフォーリアがいる旬な血統。なお、Katiesに遡る牝系は、11年3着プレイ、14年1着プレイアンドリアル、18年3着イェッツトと京成杯での好走も目立つ。先述のとおり、父がデインヒル直系の種牡馬であることも強調しやすく、本馬の母系は成長力に富む血統でもあるので、今回は試金石の一戦として注目したい。


【血統予想からの注目馬】
アライバル ⑧ヴェローナシチー ⑮ロジハービン

この記事はいかがでしたか?
ナイス (6)

このニュースへのコメント

コメントはありません。

関連競馬ニュース

新着競馬ニュース

人気競馬ニュース

会員登録(無料)でできること

レース情報

今週の注目レース

4月28日()
天皇賞(春) G1
4月27日()
青葉賞 G2
ユニコーンS G3

⇒今週の番組表へ

先週のレース結果

4月21日()
マイラーズC G2
フローラS G2
4月20日()
福島牝馬S G3

⇒先週の番組表へ

総賞金ランキング
JRA競走馬総賞金ランキング
4歳以上
1 ドウデュース 牡5
102,726万円
2 スターズオンアース 牝5
84,098万円
3 リバティアイランド 牝4
74,444万円
4 ディープボンド 牡7
67,569万円
5 ジャスティンパレス 牡5
65,388万円
6 シャフリヤール 牡6
59,685万円
7 タスティエーラ 牡4
57,005万円
8 セリフォス 牡5
49,313万円
9 ジャックドール 牡6
49,004万円
10 ソールオリエンス 牡4
48,668万円
» もっと見る

3歳
1 ジャスティンミラノ 牡3
27,482万円
2 ステレンボッシュ 牝3
21,547万円
3 ジャンタルマンタル 牡3
18,666万円
4 アスコリピチェーノ 牝3
16,854万円
5 コスモキュランダ 牡3
15,392万円
6 シンエンペラー 牡3
11,128万円
7 コラソンビート 牝3
9,942万円
8 エトヴプレ 牝3
9,644万円
9 スウィープフィート 牝3
9,386万円
10 レガレイラ 牝3
8,278万円
» もっと見る