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【血統アナリシス】中日新聞杯2021 急坂で活きるRobertoやノーザンテーストのパワー

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【血統アナリシス】中日新聞杯2021 急坂で活きるRobertoやノーザンテーストのパワー

ウマニティ重賞攻略チームが毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回は中日新聞杯2021・血統予想をお届けします!


2017年から施行時期を12月に移して開催されているハンデキャップ競走。まず、過去4年の勝ち馬は、17年メートルダール(母の父Silver Hawk)、18年ギベオン(2代母の父Arch)、19年サトノガーネット(2代母の父Lear Fan)、20年ボッケリーニ(3代母の父リアルシヤダイ)、いずれも母系にRoberto直系種牡馬の血脈を抱えている。

また、17年9番人気4着、18年12番人気2着、19年10番人気4着と人気薄ながら毎年上位を賑わせたショウナンバッハ(父ステイゴールド)は父系と母系にノーザンテーストの血を引き、ノーザンテーストの母の父Victoria Parkを2代母の父ジヤツジアンジエルーチ(=母の父Victoria Park)経由でも増幅していた。前述したRobertoの件を鑑みても、中京競馬場の急坂をパワーで駆け上がることに長けている血統に注目すべきだろう。

ボッケリーニは、父キングカメハメハ×ポップコーンジャズ(母の父ダンスインザダーク)。本馬は昨年の勝ち馬となるが、全兄ラブリーデイも3月開催時の14年中日新聞杯で勝ち馬とタイム差のない3着で入線するほか、近親スマートギアも12年中日新聞杯で重賞初制覇を飾るなど、このファミリーのコース相性の良さは折り紙付き。戦歴からは寒い時期に調子を上げるタイプと言えそうで、トップハンデでも相応の評価が必要だろう。


マイネルファンロンは、父ステイゴールド×母マイネテレジア(母の父ロージズインメイ)。本馬は2代母の父がRoberto直仔のブライアンズタイム。3走前の新潟記念では出遅れが奏功したとはいえ、目を見張る追い込み勝ちを披露して重賞初制覇。今年は半妹ユーバーレーベンもG1勝ちを果たしているだけに、どこか血の勢いを感じるところがある。同種牡馬の産駒としてショウナンバッハが存在感を示していたことからも再度の大駆けに注意したい。

レイエンダは、父キングカメハメハ×母ラドラーダ(母の父シンボリクリスエス)。父は昨年の勝ち馬ボッケリーニを出しているが、同馬とは母系にRobertoの血脈を持つ点でも共通。また、本馬においては近親にディープインパクトがいる血統背景も興味深く、同馬は種牡馬として18・19年と現行条件でも2連覇を達成している。前走は勝ち馬から0秒3差と去勢効果を感じさせる好内容。今回は試金石の一戦となるが、良血が復調気配とあれば侮れないだろう。


【血統予想からの注目馬】
ボッケリーニ ⑪マイネルファンロン ⑱レイエンダ

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