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ジャパンCの追い切りが24日、滋賀県の栗東トレセンで行われた。昨年の無敗3冠馬でGI5勝目を狙うコントレイル(栗東・矢作芳人厩舎、牡4歳)は、坂路を躍動感たっぷりに駆け上がって万全の仕上がりをアピール。究極の仕上げで臨むラストランで復権を果たし、有終の美を飾る。
悔いのないこん身の仕上げでラストステージに立つ。無敗の3冠を含むGI4勝のコントレイルが、福永騎手を背に躍動感あふれるフットワークで登坂。手綱から伝わる絶好の感触に鞍上が声を弾ませた。
「指示より速くなりましたが、非常にリラックスしていましたし、決して無理をさせたわけではないので。息遣いもケロッとしていました」
冬到来を思わせるような冷え込んだ朝一番の栗東坂路。序盤から伸びのあるフォームで力強く進み、14秒1-13秒0-11秒9と好ラップを刻んでいく。最後まで鞍上の手綱は動かないまま自身3番目に速い4ハロン51秒0を計時し、ラスト1ハロンは自己最速タイの12秒0。“最終追い切り”は文句なしの動きで、調教評価は最高の『S』だ。1週前追い切りでは、栗東CWコースでの3頭併せで6ハロン76秒8の自己ベスト。前走の天皇賞・秋から中3週ながら、攻めに攻めた調整を貫いた。
「本当に(引退が)もったいないくらい、いい動き。去年のジャパンCは菊花賞から中4週あったが、あのときと比べものにならないくらい回復が早く、調整しやすかった。また一段上がった感じがします」
矢作調教師は引退を前に進化を続ける姿に目を細める。3000メートルを激走したダメージが尾を引いてレース当週まで出否を迷っていた昨年とは、順調度は雲泥の差。また4歳秋を迎えて馬体が充実したからこそ、加減することなく調教ができている。
3冠を達成した昨年の菊花賞後は勝利から遠ざかっているが、いずれもGIで2、3、2着と現役最強クラスの力を示している。課題は今年に入ってレースを重ねるごとに悪化しているゲート内の駐立。メンバー最速の末脚を発揮しながらエフフォーリアに1馬身及ばなかった前走も、道中の位置取りの差が最後まで響いた。この中間はゲート練習に加え、狭いところを通ることに慣れさせるため、初めてプール調教も取り入れた。
矢作調教師は「言葉で表せないあまりにすごい馬。3冠馬としての誇りを持った強さを見ていただきたい」と力強く結んだ。
史上初となる4世代のダービー馬がそろい、海外からもGI馬3頭が参戦。ラストランに不足はない。強豪を撃破し、堂々と主役を演じ切る。 (斉藤弘樹)
★ジャパンCの特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載
★時計比較…前走時までにコントレイルが栗東CWコースでマークした最速時計は、大阪杯の1週前追い切りを行った今年3月24日に計時した6ハロン78秒6。17日の6ハロン76秒8(ラスト1ハロン12秒5)で1秒8塗り替えた。全力仕上げで臨んだ前走の天皇賞・秋は、1週前にCWコースで6ハロン79秒1-11秒6、最終追い切りは栗東坂路で4ハロン51秒7-12秒1。これまでに確立した調教パターンを踏まえつつ、コントレイル史上最高の状態に仕上げてきた。
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