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11月20日の東京11Rで行われた第26回東京スポーツ杯2歳ステークス(2歳オープン、馬齢、GII、芝1800メートル、12頭立て、1着賞金=3800万円)は、クリストフ・ルメール騎手の1番人気イクイノックス(牡、美浦・木村哲也厩舎)が後方追走から直線外に持ち出すと、鋭い決め手を発揮し2馬身半差の快勝。今年からGIIに昇格、ダービー馬含む多くのGI馬を輩出している“出世レース”を制しデビュー2連勝。ルメール騎手はJRA通算1500勝まで、あと「1」と迫り、新種牡馬キタサンブラックの産駒は重賞初勝利となった。タイムは1分46秒2(良)。
2馬身半差の2着にはアサヒ(4番人気)、さらに3/4遅れた3着にテンダンス(6番人気)が入った。なお、2頭の兄に続く重賞Vを狙ったレッドベルアーム(2番人気)は5着、武豊騎手のアルナシーム(3番人気)はレース序盤から引っかかるなどチグハグな競馬で6着に敗れた。
◆クリストフ・ルメール騎手(1着 イクイノックス)「2戦目ですごくいい競馬をしてくれました。後ろからになりましたが、馬が自分でリズムを作ってくれたので全然心配していませんでした。直線ではだんだん加速してすごくいい脚を使ってくれました。最後は楽勝でしたね。今後が楽しみです」
東スポ杯2歳Sを勝ったイクイノックスは、父キタサンブラック、母シャトーブランシュ、母の父キングヘイローという血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は(有)シルクレーシング。通算成績は2戦2勝。重賞は初制覇。東スポ杯2歳Sは木村哲也調教師、C・ルメール騎手ともに初勝利。
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流石は外人。日本人とは腕が違う。