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松岡正海騎手が調教騎乗を再開 1月に血栓発症で「命が危なかった」


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松岡正海騎手が調教騎乗を再開 1月に血栓発症で「命が危なかった」

 昨年12月13日の香港カップウインブライト2着)を最後に戦列を離れていた松岡正海騎手(37)=美浦・フリー=が22日、調教への騎乗を再開した。この日はビービーラノビア(美浦・中舘英二厩舎、牝3歳、1勝クラス)とサンブルッキングズ(美浦・高橋文雅厩舎、牡2歳、新馬)の2頭に騎乗。サンブルッキングズでは坂路4ハロン58秒2-12秒4をマークした。

 松岡騎手は「あすの筋肉痛が心配なくらいで違和感なく乗れました。馬に乗ることが身についているので、久々だからとかいうのはないですよ」と笑顔だったが、休養中に生命の危機に見舞われていたことを明かした。

 昨年2月の落馬で骨折した左大腿(だいたい)骨の患部を香港カップ後に再手術したものの、術後の経過が思わしくなく、1月2日の夜に血栓を発症して重篤な状態に。「命が危ないということで両親も呼ばれました。初めて『頑張ってね』と言われましたよ。(回復が遅く)夏ぐらいは引退かなと思っていたけど、(患部が)グッと良くなった。(騎手として)戻ってこられるとは思っていなかったので、そういううれしさはありますね。ウインブライトのような深く愛せる馬にまた出会えたら」と話した。今後も調教への騎乗を続け、検査の結果に問題がなければ11月6日の東京競馬から実戦復帰を予定している。

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