まだウマニティ会員ではない方へ
会員登録(無料)するだけで、予想的中に役立つさまざまなサービスを無料で利用できます。
収支100万円超えの猛者がズラリ
全国トップ予想家たちの予想閲覧
予想に必携の高精度スピード指数
「U指数」を重賞で全頭公開
勝率40%超えを誇る堅軸候補
「凄馬」をメールでお知らせ
TVでも紹介!設定は10万通り以上
あなただけの予想ロボが作れる
この他にも20以上のサービスを無料で提供!
菊花賞の「俺のチェックポイント」4日目は、東京サンスポの板津雄志記者がセントライト記念を勝って、追加登録で出走してくるアサマノイタズラに注目した。前走からの上昇ムード、枠順、そしてとっておきのデータも絡めて、勝負気配を探った。
群馬の上毛かるたが馬名の由来であるアサマノイタズラ。かるたでは「浅間のいらずら、鬼の押出し」と続くが、セントライト記念で決めた直線一気はまさに“鬼の末脚”だった。
クラシック登録がなく、追加登録料200万円を払っての参戦は、皐月賞(16着)と同じだが、当時と違うのは臨戦過程。皐月賞時は重馬場のスプリングSで2着に激走後で余力が残っていなかった印象だが、今回は良化の余地がある中でトライアルを勝ち、上昇ムードで本番に向かえるのがいい。
実際に、手塚調教師が「セントライト記念の時は(調教の)動きが重苦しかったが、素軽さが出て上積みは十分」といえば、平塚助手も「気が乗って、動きにキレが出た。前走とは全然違う」。春には感じなかった上昇ムードだ。
全馬が未知の3000メートルの距離については、面白いデータを見つけた。2016年以降の芝3000メートル以上の厩舎成績を別表にまとめてみると、手塚厩舎は【4・0・2・2】で勝率・500、複勝率・750の好成績。厩舎の“長距離適性”は見逃せず、トレーナーも「やってみないと分からないのはどの馬も同じ。今年は混戦。みんなにチャンスがある。期待を持っていきたい」と前向きだ。
セントライト記念のレースぶりも、距離克服への期待を持たせるもの。以前は前々からしぶとさを生かす競馬をしていたが、そのぶん力んでしまうところもあった。それが、前走では後方でピタリと折り合い、メンバー最速の上がりタイムで差し切り。新コンビの田辺騎手が新たな一面を引き出した。あの走りができれば3000メートルでも、と感じられたことも、追加登録の決め手だろう。
木曜に決まった枠順は〔1〕枠(2)番。「ここならロスなく運べるし、後入れの偶数というのもいい。あとはゲートを出た感じで田辺騎手がうまく判断してくれると思います」と大村助手は笑顔を見せており、上州名物の空っ風ならぬ追い風が吹いている気がする。
陣営の多くに取材をして、なかなかの“勝負気配”を感じる一頭。ここは逆転の1着もアリとみて▲を打ち込んだ。(板津雄志)
★菊花賞の出馬表はこちら 調教タイムも掲載
★クラシック登録…皐月賞、日本ダービー、菊花賞、桜花賞、オークスの3歳馬5大特別競走(クラシック競走)に出走するには、それぞれのレースに事前の登録が必要。登録料は第1回が1万円、第2回が3万円、第3回の最終登録が36万円で、3回全て申し込むことで出走が可能となる。かつては第1回、第2回の登録がない馬は最終登録ができなかったが、1992年に追加登録制度が採用され、最終登録時に追加登録料200万円を払えば出走できるようになった。
コメント投稿
コメントの投稿は会員登録(無料)が必要です。レース情報
最新注目競走馬
総賞金ランキング |
|