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【血統アナリシス】菊花賞2021 42年ぶりの阪神開催、菊花賞に所縁ある血統馬に注目
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ウマニティ重賞攻略チームが毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回は菊花賞2021・血統予想をお届けします!
今年は京都競馬場整備工事に伴う開催日割の変更があり、菊花賞は阪神芝3000m・内に舞台を移して施行される。当該コースは古馬混合G2の阪神大賞典でしか使われていないこともあり、なかなか世代限定戦ではコースデータを引き合いに出しにくい側面もあるため、あくまでも今回は菊花賞に所縁ある馬を取り上げてみたい。
なお、昨年はコントレイルが父ディープインパクトとの父子無敗クラシック三冠の偉業を達成したことは記憶に新しいが、父または母の父にディープインパクトの血を引く馬は5連覇中と勢いがあり、すっかり菊花賞血統として定着してきた節がある。ちなみに、6年前の勝ち馬キタサンブラックもディープインパクトの全兄にあたるブラックタイドの産駒だった。
オーソクレースは、父エピファネイア×母マリアライト(母の父ディープインパクト)。叔父に15年菊花賞3着のリアファル、母の従弟に17年菊花賞5着のダンビュライトがいる血統。なお、父エピファネイア×母の父ディープインパクトという血統構成は、昨年の2着馬アリストテレスと同じ。本馬の父自身もクラシック路線を歩みながら13年菊花賞でG1初制覇を達成した経緯があり、春の二冠馬が不在という状況も類するものがある。
ステラヴェローチェは、父バゴ×母オーマイベイビー(母の父ディープインパクト)。父はクロノジェネシスの躍進で一気に種牡馬としての名を揚げることになったが、振り返れば産駒のG1初制覇は10年菊花賞を制したビッグウィークだった。距離や馬場を問わないオールラウンドな走りにはBlushing Groomの直系らしさを感じられる部分があり、一介の道悪巧者にとどまらない存在として素直に評価すべきだろう。
ヴェローチェオロは、父ゴールドシップ×母プレシャスライフ(母の父タイキシャトル)。父は12年に皐月賞と菊花賞を制したクラシック二冠馬で、阪神大賞典を13~15年まで3連覇した実績も特筆すべきものだろう。また、現役時には史上初となる宝塚記念2連覇も達成しており、阪神競馬場との相性の良さは折り紙付きと言えるものだった。本馬は重賞を3戦して掲示板を外しておらず、父が得意とした舞台であれば飛躍を遂げても不思議はない。
【血統予想からの注目馬】
⑱オーソクレース ⑭ステラヴェローチェ ⑨ヴェローチェオロ
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